佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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南谷真鈴さん

エキスプローラーズ・グランドスラム 世界最年少達成記録保持者


私の最終的な幸せな絵というものは

佐々木

真鈴ちゃんは、すごく強い感じのところと、能天気な感じっていうか、のほほんとした感じと、両方持っているのが魅力でしょ?

南谷

そうですか? ありがとうございます。

佐々木

それは自分で分かっているのかな?

南谷

うーん、私は、分かってないですね?(笑)。結構、自分はセンシティブだなとも思っています。自分のことを相当、センシティブだと思う。これから進む方向を決めよう、みたいな自分へのプレッシャーはあるんですよ。

佐々木

どこから?

南谷

父からもあるし、たとえば大学から総長賞を受け取った時に、「これからは?」みたいな目で見られるわけじゃないですか。常に、「南谷さん、これからは? これからは?」って。

で、私の最終的な絵というものは、温かな家庭を持って、波風とかに荒らされることなく、そんなにインカムも高くなくてもいいから、美味しいご飯を私が一日3食作れていたらいいな、なんて思うことも。でもその中で、アンビション(野望)もたくさんあるわけじゃないですか。で、そのギャップで、「うーん……」ってなっちゃって。「どうする? どうしよう?」みたいな。

佐々木

「インカムは低くていい」の「低くて」がどのぐらいを想定しているか分かんないけど、やっぱり山に登ったりはしたいんでしょうし。つまり、大金持ちと結婚しなくていい、ということを言っているわけでしょ?

南谷

そうです。今21歳でちょっと悩んでいます。ここで何かアドバイスをください。


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