佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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南谷真鈴さん

エキスプローラーズ・グランドスラム 世界最年少達成記録保持者


ミス日本!

佐々木

おめでとうございます! 最近、学校からのアワードも含めて、たくさんアワード、もう何かアワード攻めになっているじゃないですか。私、ちょっと羨ましいと思った。私が20歳の時って、そういうアワードが世の中になかったから、私、アワードってもらってないの。真鈴ちゃんはたくさん受賞して「うわー、かっこいい!」って思っていたら、今回は、ミス日本 特別賞! おめでとうございます! これは自分で応募したの?

南谷

なんと、祖母がミス・ユニバースに応募してほしいって言ったんですよ! 祖母には祖母の夢がたくさんあって、いろいろ調べてみたら、ミス・ユニバースは1955年で、ミス日本は、それより歴史が長くて1950年に始まったの。その頃の日本は貧しくて満足にご飯もなくて皆お腹を空かせている時に、LARA物資を海外から送ってくださった人へ感謝の気持ちを込めて、ミス日本は「日本はこんなに頑張っているんだ、有難う!」ということで第一回のコンテストを開催したんです。

佐々木

アンバサダーみたいなのね。

南谷

はい。それがミス日本の始まりで「なんて素敵なんだろう」と思って、国内での政治との関わりとか、さまざまな活動ができるということが素晴らしいなと感じて、思い切ってミス日本に応募してみてみたら、なんと電話がかかって来て……。(笑)

佐々木

自分で応募してみたんだ?

南谷

もちろん。だって、チャンスは自分の手でつかまないと、じゃないですか。(笑)

佐々木

いいですね。素晴らしい。

南谷

水着を着て、質疑応答をやりましたよ?(笑)。

佐々木

わー、私、水着きたのかな、と思ってた。

南谷

やりましたよ(笑)。それをやって、ちょっと恥ずかしかったんですけれども、何とそれが通って「実はミス日本の中には特別賞っていう賞もあるんです」っていう話をされて、一人目が2015年の畠山愛理さん。畠山愛理さんって、ご存知ですか? 体操の選手のオリンピアンで各方面で活躍されていて、で、(特別賞の初代が)「畠山愛理さんです」って言われて、「それから今まで4年間誰もいなかった」と。

佐々木

じゃあ、二人目なんだ!

南谷

二人目で「どうですか?」と。

佐々木

“Of course!”って?

南谷

「どうもありがとうございます」って。

佐々木

それで、ミス日本になったら、どんなお仕事があるんですか?

南谷

まず、首相官邸とかに行くんです。そして海外での活動も結構あるんですよね。楽しみにしています。

佐々木

真鈴ちゃんは、2019年、どんな1年にしたいのかな、と思っていたのですが、まずは、ミス日本としての1年になるのかな?

南谷

はい。ミス日本として、日本中に行きたいなーと思っているんです。

佐々木

民間外交ですね。

南谷

日本の中でも孤児院とかに行きたいと思っているんです。それに、ミス日本のボディづくりにも取り組んでいきます!

佐々木

そうか! 山登りのための筋トレではなく、ミス日本のボディづくり! ますます応援しています。本当におめでとうございました!

対談を終えて

小雨の日でした。真鈴ちゃんは、綺麗にセットされた髪をなでながら「濡れちゃったかも?」といいながら入ってきました。山登りをする時のたくましい彼女と、街で会うふわ?っとした感じの彼女と、随分印象が違います。でも彼女はどんな時もキラキラした目で魅力が溢れ出しています。「みんな」がどう思うかではなくて、「今、自分が何ができるのか」をいつも考えて、考えて、歩んでいる真鈴ちゃんが大好きです。そして彼女が、30歳、40歳、50歳と年を重ねて行く姿、ずっとみていたいです。話し足りないことばかり。今度表参道カレッジで話してもらおうかな、と考え中。ありがとうございました!


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