イー・ウーマン（ewoman）

一人外食、大好きです（melissa・海外・その他・31）

美味しいものを食べるのが大好きなので、一人で外食することに全く抵抗を感じません。仕事がうまくいったときなどは、ご褒美（ひとり打ち上げ？）として豪華なランチを食べたりもします。美味しく食べることが大切なので、一人だと恥ずかしい……という人には敢えてお勧めしませんが、一人でも気の持ちようで楽しい食事は可能だし、私は楽しんでます。

日々の喧噪から離れて静かな時間（tulip・38）

毎日、多数の人とふれあう仕事をし、自宅でも家事や子育てをしていると、一人の静かな時間が絶対に必要です。人生の優先順位を再確認し、家庭と仕事のバランスを考え、自分の役割とするべきことを見直す。日常の喧噪から離れないと、頭と心の整理ができません。私は、自宅近くの明るい静かなカフェで、この一人時間を作っています。丁寧に作られたランチやデザートを頂きながら、煩い事やしがらみを一旦脇に置いて、もっと高い視点から自分の毎日を見直すとても楽しい時間です。

たまにはひとりで。（みろわん・愛知県・42）

京都が好きでよく出かけます。一人で行きたい場所にでかけ、リフレッシュ。そんな時は、あらかじめネットで調べた美味しいお店を予約します。話し相手がいなくても、美味しい料理を食べながら、出かけた場所で撮った写真、食事後に出かける場所のガイドブックを眺めながら過ごすのも楽しいものです。一人で淋しいというのは、話し相手がいなかったり、間が持たなかったりするからだと思いますが、それを解消するモノがあれば、これも楽しい時間となります。

1人の時間をエンジョイ（Struppi・海外・その他・38）

一匹狼的な性格なこともあり、1人で食事も平気です。フルコースが出てくるような、カップルばかりのお客さんがいる、雰囲気のあるレストランに1人で行くのはさすがに気が引けますが……（笑）。1人で行くと手持ち無沙汰になってしまうので、たいてい本や新聞を持って、“ながら食い”です。あまり行儀は良くないですけど、時間の節約もできるのでよくやってます。コーヒータイムなども1人でOKですが、お酒などは1人で飲みに行ったりするのは安全のためにも避けています。

脳内整理の時間（ハイジュ・山形県・45）

自宅自営で、夫と二人で仕事をしています。夫は家でくつろぐタイプです。私は、自分の脳内が煮詰まって整理したいときに、「ひとり外食」します。田舎なので、チェーン店がメインです。場所が変わっただけで気分転換になるし、脳内もクールダウンするので、気に入っています。「ひとり外食」しやすい店としにくい店はありますよね。老舗百貨店の食堂で高齢の方が「ひとり外食」している姿も、割と見かけます。私は抵抗なく受け入れられます。性格の傾向によるのかもしれません。

どちらかというと仕方なく（millionbell・58）

私の場合のおひとりさま外食は、仕方なく……の感が強いです。昼は仕事上、一人の方が時間調整ができて便利だと思っています。ただ夜は、できることなら誰かと一緒の方が理想です。最近は同じような人が増えているためか、一人で入れるお店が多くなった事は嬉しいです。ただ、隣のペアの会話が聞こえてくることもあるのが難点です。そのため席が選べることが、お店選びの高ポイントになっています。あとはアルコール類ですが、お酌のいるものは何となくオーダーできません。

おじさん化進行中（ちょびすけ・広島県・43）

焼き肉店以外なら、ひとりでどこへでも行きます。ゆっくりと美味しいものを食べ、洗い物も出ない外食……止められません（笑）。以前は自炊をしていましたが、出張などが多いと食材を腐らせてムダにしてしまうこともあり、外食は便利で有効です。でも一人ばかりではむなしいので、たまには友人とゆっくりおしゃべりしながら御馳走を楽しむ外食をします。

ひとり外食、減ってきました（Ｒｉｎｘｉａｎｇ・東京都・34）

会社勤めをしていた頃は、朝早く外出する際に出先で朝食をとったり、時々はひとりになるためにひとりでランチやコーヒーブレイクをしたり、ひとり外食の機会が多かったと思います。会社勤めを辞め自営業を始めた今は、「ひとり」に限らず外食が減り、自ずとひとり外食も減っています。大勢の人と一緒に働いていたころは、ひとりになるために外食していましたが、今は、人と会うための外食がほとんどで、「外食」の意味合いが変わってきました。

地方では難しいですが……（ANNE・佐賀県・42）

若い時は苦手でしたが、一人で出かける事が多くなってからは出来る様になりました。ただ、地方へ引越してからは移動手段が車になったこともあり、なかなか出来ません。駐車場があって、一人で入りやすい店といえば、ファミレスやモールのテナントしかありません。最近はフードコートも利用してます。今まで一番すごかった体験は、ラスベガスの一人ビュッフェかな。

したいけどするチャンスがない（TERU・埼玉県・51）

零細企業の1人事務員なので、お昼はいつも会社です。まあ1人で食べることが多いので、おひとりさま内食というところでしょうか。外食に限らずおひとりさまは大好きなので、機会があればぜひしたいですね。

「おひとりさま外食」に積極的な意見が多数派ですね。外食にしても、また、みろわんさんのような旅にしても、おひとり様は、意外にも人気が高いのだと改めて認識しました。Tulipさんやハイジュさんのように、普段の人間関係そして仕事や家事から離れて、ひとりの時間を過ごすことを、皆さん大事にされているようですね。
 
ところで、日本でも展開している、あの米国のカフェチェーンは、「Third Place」というコンセプトが現代人にぴったりはまり、成長したと言われています。第3の場所とは、自宅でもない、職場や学校でもない、自分があるがままでいられる、自分が自分である場所という意味です。皆さんの投稿を読むと、食事をする場にも、また第3の場所が求められていることがよくわかります。
 
私たちの生活における外食の意味合いも変わってきていますね。Ｒｉｎｘｉａｎｇさんの投稿から、「人と会うための外食」と「ひとりになるための外食」があるのだと気づかされました。となると、その目的に従って、店の雰囲気、いすやテーブルの配置、またメニューや提供の方法なども、業界側はもっと考えていく必要があると感じました。
 
すでにお客様である皆さんの方が、先に感じ取っています。ハイジュさんは、「おひとりさま外食」しやすい店とそうでない店があると指摘されています。また、millionbellさんは、最近、「おひとりさま」で入る店が多くなったとも書かれていますが、おひとりさまで利用する、あるいは利用しやすい店とは、具体的には、どんな店でしょうか。
皆さんがおひとりさま外食をする際に、店を選ぶ基準を教えてください。

• 2010.10.26
• 道畑美希 東洋大学講師　フードビジネス・コーディネーター