働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3089 開催期間 2011年04月11日- 04月18日
円卓会議の皆さんの意識の高さに、またまたびっくりしています! 寄付と言えば、全額が活動そのものに使われないと困る、という人たちがまだまだ多い現状です。だからこそ、正確な報告と、財務内容の説明責任が問われ、そのことが寄付者の理解を求めることにもつながります。 レスペクトさんが、寄付金の使途への具体的説明に「寄付をしている人たちへの誠意も感じます。」と書いておられますが、まさに寄付された側の「信頼に応える誠意」が重要ですね。寄付は、お金に信頼を乗せて循環させるものです。信頼して寄付する→信頼に応えて意義ある活動をする→支援を受けた人は、自分を支えてくれる人がいる、と感謝して勇気をもらう→その人が豊かな心と力を得て、また他者や社会のために働く。こうした循環が人を元気にして社会を活性化させるのかもしれません。 被災地の子どもたち、家族を失った子どもたちも、この悲劇の中で受けた多くの人たちの思いを心に刻んで、感謝とともに、元気に生きて行ってほしいと願います。そのためには、皆さんのような“かっこいい大人”のモデルを子どもたちに示していくことが大事です。それが、子どもたちに夢と希望を持って努力する力を与えるのではないでしょうか? また、子どもの時から、寄付や募金などの体験を通して、社会の一員としての自覚を持ち、信頼の循環を周囲に作ることを体得することも重要です。 当協会では、ニューヨークに本部のあるCommon Cents という団体のPenny Harvestという、募金を核にしたプログラムを日本で広めたいと思っています。代表の方を5月に日本に招聘してシンポジウムを開きます。日本にも自分たちで工夫しながら様々な募金活動を展開している学校なども点在しますが、それを日本の文化として定着させたいと願っています。ご関心のある方は、日本フィランソロピー協会のHPなどを時々覗いてください。 尚、Jerrybさんが、ピア間での物資の融通をご提案くださいましたが、実は、イー・ウーマンでは、被災地のピアの方が求めている衣服、小物などの情報を掲載し、皆さまからの支援物資を募っており、用途・金額をすべて公開する義援金口座も開設しているそうです。是非、参加してみてください。 このような、日常生活の中で思いやりをカタチにするチャンスがあることが人の心を興すことにつながりますね。“かっこいい女たち”に乾杯して終わりましょう。
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