働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3114 開催期間 2011年08月29日- 09月05日
テレビや新聞、あるいはインターネットで毎日のように報道されている「円高」。 特に、米国の通貨である「米ドル」に対しては、1ドル=76円台半ば(8月27日時点)という超円高水準で推移しています。これは、第二次世界大戦後に適用された1ドル=360円の固定為替相場から、日々の為替レートが変わる変動相場制へと40年前に移行して以来の、「戦後最高値圏の円高水準」です。 大げさに言うと、私たちはいま、世界の金融マーケットにおける歴史的な動きを目の当たりにしているのかもしれません。 この円高の原因は、欧州諸国の財政不安と、米国債の格下げ(一カ月ほど前に、歴史上初めて、最上級の「AAA(トリプル・エー)」という格付けから転落した)にあると解説されています。大震災後、いったん景気が後退した日本のほうが、欧州や米国に比べればまだ安心だと世界の投資家は考えており、そのため外国為替市場で円が買われている(=円高になっている)ということでしょう。 日本の輸出企業としては、円高によって業績がさらに落ち込むことが懸念されます。しかし、一方で、海外からの輸入が多い企業などは大幅な「円高メリット」を享受しているのも確かでしょう(なぜか、あまり報道されませんが)。また、私たち個人にとっても、海外旅行や小売業の「円高還元セール」などで恩恵に与ることができる場面も多いかもしれません。 そして、資産運用を積極的に考えている人のなかには、「いまこそ外貨投資のチャンス」と捉えている方もいらっしゃるようです。 そこで、今回の議論では、皆さまが実際にこのような意見(=いまがチャンス)をお持ちになっているかどうか、「外貨預金」を対象に、まずは投票をお願いします。いま外貨預金に興味がある方は、「YES」に投票し、できればその理由をお寄せください。反対に、興味がない方は「NO」に投票して、なぜ興味がないか教えていただければ幸いです。 外国為替市場では、「ミセス・ワタナベ(=FXなど、外貨建て金融商品の投資を活発に行う日本の主婦の総称)」が相場動向に与える影響の大きさにも注目が集まっています。 さて、皆さまの「ワタナベ度合い」は、どれくらいでしょうか。 それでは、一週間、どうぞよろしくお願いします。
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