働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3140 開催期間 2012年01月09日- 01月16日
みなさま、たくさんの投稿をいただきありがとうございました。 初日の投票結果は「子どもは2人以上がいい」と考える方が8割以上でした。その理由は子どものためと、自分自身のために分かれます。 例えば、「兄弟姉妹はもちろん、いとこやはとこ、叔父さんや叔母さんといった多様な関係をプレゼントしてあげられます」(sasayuriさん)、またご自身の経験を踏まえ、「この先介護問題がでてくることを考えると、子ども一人にその資金的・時間的負担がのしかかるのは負担が大きすぎると思うからです」(花鈴蘭さん)といったように、子どものためにきょうだいがいる方が良いというご意見があります。 そして、自分自身のためにも、子どもは2人以上持ちたいという人は、こんな経験をしています。「子どもが1人だったら、きっと頑張るだけの人になっていたけど、2人になったことで精神的にとても余裕ができたように思います」(oojibooさん)、「私には残業も長期出張もある中、子ども2人、夫と3人ならば楽しく過ごせているようだし、子ども同士だけの世界もできています」(ガーデナーさん)、「楽しみに幅がでて、よかったと思っていますし、自分の幅みたいなものも広がったと感じています。」(aki0014さん)。 こうしたご意見に共通するのは、2人目以降の育児は1人の育児より負担感が減り、精神的にも仕事との両立がしやすくなるということ。これは、私自身も(まだ3カ月ほどの経験ですが)、実感しています。 ただ、現実は難しい面もあるようです。「イエス」と答えつつも「体力でも不安、キャリアでも評価がついてくるのかわからず踏み切れません」(noriariさん)。「会社のことを考えると現実的には2度目の産休を近いうちに取得するのは無理です」(cocomoさん)。また「ノー」と答えたyukikonkonさんは「今の仕事では無理」と言います。 こんな具合に、希望する子どもの数と実際に可能な数の間には、ギャップが生じることもあります。 実は日本だけでなく、海外でも同じ課題があるようです。私は5年前にアメリカの専門職・管理職の母親たちを取材しました。インタビューした有名大学の女性教授が「政府の育児支援が貧弱だから、私はひとりしか子どもを持てなかった」と言うのを聞き、「日本と同じだ」と驚きました。 「ノー」と答えているMANAMINさんは、「子どもをもった女性への理解はまだまだ上っ面だけで、現実は厳しいものだと私は思います」というご意見です。そして、「自分が2人目を望むよりも、これから子を持つ人たちのサポートをしていきたい」というお考えです。 それでは、どうしたら、働くカップルは希望する数の子どもを持つことができるのでしょうか。育児支援の制度、経済面、仕事など、いろいろな視点があると思います。あなたが改善してほしいと思うことや、ご自身が変えたいと思っていることを教えてください。生物的な「子ども」だけでなく「養子」も含め、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
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