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会議番号:3189 開催期間 2012年09月07日- 09月14日
賛成が8割、反対2割ですが、どちらにも、それでは、どうするかというところで、いろいろ意見があるようです。 国有化したあと、どうするか。「実効支配」を強化するという点からいえば、竹島で韓国がしたように、自衛隊を常駐させ、守りを強化する、ということでしょう。中国側の挑発行動を防いだり、中国による占領を防いだりするには、これが最も確実な手立てに思えます。しかし、中国からみれば、こうした行動は明確な軍事行動と映りますから、中国が軍事的な報復をする可能性は十分にあります。 東京都の計画は船だまりや灯台をつくる、というものでした。これを国が引き継ぐことも考えられますが、それなら東京都にまかせておけばよかった、ということになります。また、船だまりにしても、中国からみれば、現状維持に日本が手を付けたことになりますから、軍事行動に出る可能性があります。 こうした日本の行動に中国が不満なら、国際司法裁判所に訴えたら、という意見がありました。中国は自分たちの正当性を他者に判断されるのは好みませんから、提訴しないと思いますが、提訴されると、日本側はちょっと困ったことになると思います。日本側の立場は、尖閣諸島は日本の固有の領土であり、日中間に領土問題は存在しない、ですから、日本側が提訴に応じることはありません。しかし、そうなると、国際的には、竹島は提訴で、尖閣は無視という二重基準を問われるおそれがあります。 野田政権が国有化を急いだのは、中国を刺激しないように、現状維持にするためでしょう。しかし、中国は国有化を日本側の挑発行動とみなしていますから、納得するとは思えませんし、日本国内から「事なかれ主義」だという批判が出てくるのも当然でしょう。 国有化にNOだと言った場合、その後はどうするか。東京都にまかせれば、中国からの軍事介入を含めた強い反発を招くおそれがあります。現状の私有地で固定という方策もありますが、地権者は20億円を捨てて、現状のままにするとは思えません。 中国との戦争を避けながら、尖閣問題を解決するにはどうしたらいいのか、YESの方も、NOの方も、もう少し、議論してみましょう。 【高成田議長 過去の円卓会議より】東京電力による電気料金値上げ、仕方ないですか?日本外交、民主党で改善できますか?尖閣諸島。日中関係が心配ですか?
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