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会議番号:3287 開催期間 2014年04月11日- 04月18日
「養子縁組に興味ありますか」のテーマに、たくさんの投稿をありがとうございます! 現在、約7割の方がYES(興味がある)と答えています。 YES、NOの投票は何度でも変更できますので、ご自身が養子縁組をする、しないに関わらず、「興味がある」という方が少しでも増えるとうれしいです。 この会議がスタートした日に、ちょうど日本財団が特別養子縁組支援に、2億円の助成を決めたと記者会見がありました。今後、ますます主流化していく情報の1つでしょう。 さて、このたびの投稿でのご意見は、「将来的に考えている」「かつて考えたことがある」「興味はあるがとても自信がない」「考えたことがない」など、さまざまなものでした。 日本では“養子”という文字の印象から“子どもを養う”、大人側の立場で語られがちな養子縁組。不妊治療後に授からなかった場合の選択肢として、情報が求められる場合が多いかもしれません。そのために、「日本では養子縁組はハードルが高いように感じる」(yuki-desuさん)、「知人が(中略)養子縁組しました。なんとなく深くは聞きづらく」(ナカサワさん)のご意見は、養子縁組への印象として、日本でよく聞かれる声といえるでしょう。 一方、先進諸外国では、事情のある子どもに家族を持つチャンスを与えたい大人が希望します。 2009年の国連総会で採択された「子供の代替的養育に関するガイドライン」には、乳幼児、特に3歳未満の子どもの代替養育は、家庭を基盤とした環境で提供されなければならないと書かれています。 実の親が適切に親としての役目を果たせない時には、ともに長く暮らせる特定の保護者へ家族となるようにつなぐことを「パーマネンシー・プランニング」(永続的な家庭の確保)と呼んでいます。社会の宝を育てていることを、血縁を越えて応援しあう環境が求められています。 とはいえ、「とても自信がありません」(Qingmuさん)のご意見のように、「血縁がない子どもを、自分の愛情で支えられるのか?」というお気持ちの方も多いものです。 ある女性は、養子縁組で息子さんを迎えましたが、パートナーのこんな言葉が、背中を押してくれたと話していました。 「血のつながりがないと愛せない? なぜ? 僕と君だって、血のつながりはないのに、こんなに愛し合えているのだから大丈夫さ」と。 先に述べたように、日本ではまだ「ハードルが高い」「深くは聞きづらい」「よくわからない」と考える方が多いのも事実です。まずは理解を深めていただきたいと思いますが、あなたは養子縁組について、どんなことを知りたいと思いますか? 手続きのしくみ、日本の現状、養子縁組した家族がどんなふうに過ごしているのか…。あなたが知りたいと思うことを教えてください。 今は、NO(興味がない)という方も、ぜひこの機会に考えてみてください。
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