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会議番号:3333 開催期間 2015年03月06日- 05月08日
皆様、ご意見をいただきありがとうございます。 「日本の財政について、考えたことはありますか?」との質問に対し、9割近い方々から、Yesのご回答をいただきました。 これは私にとって、嬉しい驚きです。他の世論調査などからは、YesとNoが拮抗した反応を予想していました。この円卓会議に参加されている皆さんの問題意識の高さを感じます。 率直にNoと答えて下さったANJさんもありがとうございます。ご指摘の通り、皆が考えるきっかけを、社会全体として作っていくことが大切です。 そして、Yesと回答された方々のほとんどが、日本の財政について改善の必要を感じておられます。支出が収入を大きく上回る状態を続けていけないことは、日々、ビジネスや家計に向き合っておられる皆さんには実感いただけるでしょう。 具体的な改善策として、まず、受益の見直しが挙げられます。NOBUさんからは、公共事業費を、レッズさんからは、社会保障費を減らすべきとのご指摘をいただきました。 他方で、子ども達のため、教育にはしっかり投資すべきとのご意見もあります。支出の見直しは必須ですが、難しいのは、何が大事で、何が無駄かという見方が人によって異なることです。 また、負担を受け入れなければならないとのご意見も、複数の方からいただきました。私たちの一人ひとりが、負担の必要性について正面から向き合って考えることは、とても大切なことです。 こうした議論の前提として、A6M2さんから、決算報告の開示はないのかとのご指摘がありました。 政府は、予算に加え、決算も毎年度作成・公表し、国会で審議・議決を受けています。 また、参考資料として「国の財務書類」を作成・公表しています。この中で、一般会計と特別会計を合算し、企業会計の手法で作成したPL、BSも示しています。 これらも結局、政府の大幅な赤字と、負債超過の現実を示しています。 marco302さんから、海外との比較についても言及がありましたが、財政問題は、どのような国家・社会像を目指すのかということに帰着します。自助努力や市場原理を重視する「小さな政府」(低福祉・低負担)か、政府の役割を重視する「大きな政府」(高福祉・高負担)か。皆さんはどう思われますか?
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