佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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須藤政子さん

株式会社ソシエ・ワールド 代表取締役社長

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私はとにかくポジティブ

須藤

私はとにかくポジティブ。自分でやると思ったら、絶対にやる。そのときも随分営業活動をしました。京王百貨店に行ったり、小田急百貨店に行ったり、あの辺りの生命保険会社に行ったりね。

佐々木

マッチを持って歩くというわけには、今度はいかなくなってますよね。

須藤

今度はショップカードとかクーポンでした。1回ご来店されるといくら割引しますとか、いろいろ作りましたね。クーポンもいろいろ工夫しました。カットやカラーリング、ブローとかメニューがたくさんあるのでそれを短冊型に作ってホッチキスで止めるんです。業者さんにセットを頼むと高くなるので、バラバラに印刷してもらって、それをスタッフ達でホッチキス止めをするんです。そういう時は、競争しながら社員みんなでするんですよ。

佐々木

誰が速いかって?

須藤

そう、誰がホチキス止めが速いかって競争。作業を楽しくする工夫とか、みんなをどうやって参加させようかとか、よく考えました。ちょうどルミネができたころで、朝、ルミネの前でそのクーポンを渡すんです。そのハンティングも全員で。「おはようございます。お待ちしています」ってね。

佐々木

チラシを配ってたってことですね。

須藤

そうです。それも私が率先してやる。何事も、自分がまず行動していくというのを信条にしてきました。だから営業も自ら動いてました。すると大体オープン半年ぐらいで、忙しい店になっていきましたよ。本当に面白いように。楽しかったですよ。当時、私、1年間に3日間しか休まなかったぐらいですから。

佐々木

おいくつ位の時ですか?

須藤

30歳ぐらいの時ですね。油が乗り切って、それこそ元気なとき。スタッフから、たまには休みを取って下さいって言われても、出てきてね。また今日も出てきたって言われて。それほど仕事が楽しかったですね。当時、相模大野の方に住んでいましたから、朝7時何分の急行で来て、夜11時35分の急行で帰るという生活をずっとやってました。

佐々木

その後ですか、フランスに行かれたのは?


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