イー・ウーマン（ewoman）

私は、専務の時代が長かったんですよ。社長になったのは2007年。仕事柄、佐々木さんのように自分で起業している人たちにたくさんお会いする機会があるんですけど、やっぱり違うなと思います。自分で企業を興した人は違う。私は2代目として、土台というか、下地があったところに社長になったので、自分はどうやってそれを守り続けていこうかって。今の時代、現状を維持していくことは大変ですから。

でも、企業をゼロから興してきたというのは、いろいろな場面で迷いながら、続けてきている。本当にその苦労って、私なんかの比ではないですよ。私、今、勉強会に行っていて、いろいろな女性経営者たちとお話をする機会があるんです。皆さん、パワー有りますよ。この人たち、すごい、ただ者じゃないって思います。女性起業家に対する理解度がまだまだ低い世の中で一代で会社を興すということは本当に尊敬いたします。

私はようやく、この1年ぐらいで何となく社長らしくなってきたかなと、思えてきました。
以前はとてもとても。私がやってていいのっていう感じでやってました。

私も明るいけど、佐々木さんも明るいですよね。人間って創造の気と破壊の気があるんですって。創造の気を持っている人は、大体みんなポジティブで、起業家になる人が多い。一方、破壊の気の人はネガティブで、物事をすべてマイナスにとらえていく。なので、一時は成功しても、結局没落してしまう。そういう点では、私は大変なときでも、ポジティブに物事を捉えるタイプです。

根性はありますね。打たれ強いんです。それと深く物事を考えない。考えてもどうしようもないことは考えない。あとは前に進む。進みながら考えていく。ダメなものは捨てるという単純明快に自分の人生を生きようと。

そんなことない。私も勉強しなくちゃって思って。佐々木さんを大尊敬しています。

女性が社会で活躍するとき、大切なことの一つに、『女らしさ』がありますよね。その意味は、所作がエレガントであったり、洋服の着こなし、センスであったり、他人への気配りとか、あとはやはり、きれいな肌に整ったお化粧。エステに通うとか、ヘアーも、メイクも、そういう女らしく見せることをカランとできる女性たちがたくさん出てくるといいですよね。

今までは、エステは贅沢で、キャリアには関係ないって思われていたかもしれないけれど、これからは、上手に自分の中に取り入れてほしい。なおかつ、「キレイね」って言われたとき、さりげなく「私の努力。私自身、意識しているからよ」って言えるような、そういう日本女性が増えたら、さらに素晴らしくなりますね。

私は佐々木さんとお会いできたのが本当に幸せです。テレビを見て、言ってたのね。佐々木さんのような方たちって、どんな人たちなんだろうねって。それが、こうやって直接お話ができて、お仕事を一緒にできるって、私は本当に感謝しています。