働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3356 開催期間 2015年07月31日- 08月07日
たくさんの投稿をありがとうございました。Yes57%、No43%と差がなく、戸惑う課題であることが数値化されましたね。一週間、皆様と次世代への上手な伝え方を構築してまいりたいと思います。 1995年からインターネットが普及し、1999年に文部科学省でようやく「性教育」という言葉に統一され、2001年より小学校から男女がともに月経や精通について、保健の授業で学ぶようになりました。その移行期に思春期を過ごした方もすでに社会人だった方は「親からも学校からも聞けていない」現状でした。 「私自身が妊娠・出産時に幸せな気持ちでいられなかった為に、経験は伝えられるのでYESとしましたが、上手に教える自信はありません」と、ゆきななさんから投稿をいただきました。 自分の経験だとネガティブに感じさせてしまいそうだ、と育児中でも悩む保護者も少なくありません。 また、世界中の子どもたちが10歳からインターネットでポルノグラフィティにアクセス開始するという英国の心理学者によるデータが出ています。10歳から15歳の二次性徴期の子どもを持つ保護者には、シビアな急務がありそうです。 「息子が今後、親になるかは不明だが、特別視せず普段から話せる環境を整える事は、親の役目のように思う。」という真打さんのように、普段から話せる環境を整えることはとても重要ですね。何か教育プログラムを用意するわけではなくても、次世代の当事者の周りで起きていることについて「疑問点を質問できる大人」、「悩みを傾聴してくれる大人」になることからなら始められそうです。 ナナメの関係として、親でなくとも周りの大人ができることですね。 「気が付いたら子どもを持つことなくこの年齢になっており、10代・20代に伝えることは難しい問題です。私達の時代は、妊娠適齢期や上限などがそれほど伝えられておらず、40歳でもまだ間に合うと漠然と思っていました。正直、自分でも子どもを持たずに人生が終わることになるのは予想外です。こんな女性が増えないよう、正しく妊娠・出産について、若い頃に「知る」ことは本当に重要です。」とmarco302さんが書かれたように、明確なリプロダクティブヘルスに関する教育環境がなければ、ライフデザインそのものが影響を受ける、次世代には早めに知る機会を!という先輩世代が増えています。 予防の話から入れる性感染症や、望まぬ妊娠から身を守れる次世代は増えてきていても、ライフデザインとしての妊娠出産は、性的な人間関係にまつわる話だからこそ教えづらいもの。 しかしある意味、ともに暮らす親ではないからこそ伝えられるメッセージもたくさんありそうです。 皆さんは、自分だったら、どう聞きたかったですか? 誰から、どのような言葉や態度で、妊娠や出産、さらには性的なことを伝えてもらいたかったでしょうか?また、親以外のナナメの関係のメンターから聞いた素敵なエピソードがあれば、ぜひ教えてください。★大葉議長の過去の円卓会議・養子縁組に、興味がありますか?
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