働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3410 開催期間 2016年09月30日- 10月07日
これまでの投票結果では、NOが約8割となりましたが、YESの方からは「難民支援を続けている」「SDGsに関する情報共有をFacebookグループで行っている」など身近で具体的な活動が寄せられています。 NOの方は、「初めて知った」から「知っているがまだ実行していない」までさまざまで、「この会議で学びたい」との期待が感じられます。国連広報センターでも、SDGs専用ウェブページを設けていますので、皆さんの学びや取り組みに役立てていただければと思います。 いまいくんさんがとても重要な問題提起をしてくださっていますね。地球が持続可能でなくなりつつあるのは、先進国が経済成長した中での負の蓄積が根底にあると考えられます。途上国の人たちにも発展の恩恵にあずかる権利がありますが、でも、それはどうすれば将来の世代に地球のバトンを確実に受け継いでいけるかを考えた上での発展でなければなりません。 世界には電気なしで暮らしている人が12億人いますが、彼らに届ける電気はクリーンな自然エネルギーを中心にする。世界の飢餓人口は8億人ですが、日本一国だけで年間に捨てている食べ物の量は年間の食糧援助の総量の2倍にもなる。バランスを変えてやるだけでも改善につながることが分かります。 この週末、国際協力についてのお祭り「グローバルフェスタ」のイベントに出演する機会があったのですが、会場にはSDGsのロゴがそこかしこに掲げられていて、感動しました。私たちの次にステージに登場したのは、オリエンタルラジオ!藤森さん、中田さんが国際協力について明るく楽しく語っていて、涙が出るほど嬉しくなりました。 今回の円卓会議は、昨年10月にナビゲートした「世界の貧困。2030年までになくせると思いますか?」の続編にあたりますが、1年前と大きく違うのは、SDGsの実施がすでに始まっていて、意識を持って大胆な取り組みを始めているアクターが増えているということです。もちろん、安倍首相を本部長とする「SDGs推進本部」を設けて年内にSDGsの実施指針を作ろうとしている日本政府など、政府の取り組みは司令塔として大切ですが、民間部門こそが実際の現場を担います。 例えば、世界各地でクリーンエネルギーを供給して社内で使用する電力を100パーセント自然エネルギーで賄うことを目指すGoogleや、すでに使用電力を100パーセント自然エネルギーに切り替えたユニリーバ、ゼロエミッションを目指す自動車業界など、脱炭素社会にむけた大胆な動きもあります。 これらはSDGsのゴール7(エネルギーをみんなに、そしてクリーンに)、13(気候変動に具体的な対策を)、12(つくる責任、つかう責任)、9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、14(海の豊かさを守ろう)、15(陸の豊かさも守ろう)などに貢献します。博報堂、住友化学、伊藤忠商事などの今年のCSRリポートをご覧いただくと、企業の活動がどのようにSDGsの17のゴールに貢献しているかわかります。こうしたSDGsに紐付けされたリポートは今年からの新しい動きです。 SDGsを企業はどのように活用したらいいのかについての行動指針『SDG コンパス』の日本語版もありますよ。 どうですか、イメージが膨らんできましたか? そこで、皆さんには思いっきりイマジネーションを膨らませていただき、どんな大胆なSDGアクションを起こしてみたいかを投稿していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!★根本議長の過去の円卓会議より・世界の貧困。2030年までになくせると思いますか?・グローバルな課題、関わっていますか?・国連で働いてみたいと、思ったことありますか?
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