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会議番号:3452 開催期間 2017年08月25日- 09月08日
8月もあと数日。海外在住のKKOさんが指摘するように、日本のメディアは8月になると戦争特集を企画します。その影響でしょうか、「8月。あなたは戦争のことを何か考えたことがありますか?」という問いに対し、93%の人が「YES」と答えました。 これほど関心が高いなら「戦争体験の風化」など杞憂ですが、果たしてそうでしょうか? 「NO」に投票した奈良の都さんは「日本にいると戦争を目の当たりにすることもない。戦争は遠い世界のことのように考えてしまう」と指摘しました。 ボケられるほどの平和は、幸せなことかもしれません。人間には「イヤなことは忘れる」という特技もあります。残念ながら、人は忘れることで、同じ失敗を繰り返すという弱点もあります。 なかじさんは、小学生の息子さんから「なぜ戦争したの?」と問われ、戦争があった事実は伝えても、なぜ戦争が起きたかは十分伝えていなかったことに気付いた、と言います。 なぜ戦争が起きたのか。このことを子どもに分かるよう語り掛けるにことができる人は、果たしてどれだけいるのでしょう。シリアでは誰が敵か分からないような悲惨な内戦が続き、その後ろに大国がいます。兵士となった人は、誰のために、何のために戦っているのでしょうか。 cheetanさんは「我が子に戦争をさせたくありません。日本が自ら戦争をしかける国に二度となってはいけない」と言っています。シンゴパパさんは「自分たちは子どもたちに、戦争のない平和な国を残せるのか?」と自問し、marco302さんは、「今の日本の価値観では戦争は起こりづらい、また惨劇を引き起こさないのではないか」といいます。あなたはどう思いますか?戦争は、始める口実はいくらでもあります。始まると、やめることがなかなかできないのが戦争です。第二次世界大戦で310万人(注)の犠牲者を出した日本は、平和憲法を定め再出発し、72年平和を維持してきました。もう戦争を始めたり、加わったりすることはない、とあなたは思いますか。 日本が戦争をしない国としてあり続けるために、私たちは個人として出来ることは何かあるでしょうか。ささやかなことでもけっこうです。我々が心がけることは何だと思いますか? (注)2001年の政府推計★山田議長の過去の円卓会議より・加計学園の獣医学部。「総理のご意向」が働いたと思いますか?・おカネが動く五輪、仕方ないですか?・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?
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