働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3486 開催期間 2018年03月23日- 03月30日
多数のご投稿ありがとうございます。今の所、賛否相半ばですね。 反対意見は、さまざまですが、やはり、「少子化対策」に引っかかっているようですね。日本の少子高齢化は、「いまいくん」さんが言うように、自治体の結婚支援程度で解決する問題ではありませんし、「ぺり」さんや「DiamondBar」さんが言うように、住宅や子育て支援の問題も必要です。 自治体による結婚支援にも温度差、地域差があります。婚活という言葉がなかった時代でも、過疎に悩む市町村は様々な形での結婚支援を行ってきました。結婚した若者には、住宅と仕事を斡旋するという村もありました。一時、そのような町村で外国人花嫁を斡旋することが行われたこともありました。消滅が懸念される自治体では、なりふり構わぬ結婚支援が続いています。担当者に聞くと必死度が伝わってきます。一方で、東京や大阪などは、黙っていても若者の流入が多く、出生数も減らないので、つい最近までは結婚支援は行われていませんでした。 結婚は個人の問題であるけれども、地域社会の存続にも関わっているのです。国家や自治体が家族に干渉するなというのは正論ですが、現実に衰退している地方を見ると、そうも言っていられないのが分かります。 民間の結婚サービス業は、成婚率を上げるために、男性は定職をもつものに限ると言った制限ができます。女性は、安定した収入がある男性を選ぶという傾向を前提としています。自治体は、全ての住民のニーズを満たす必要がありますから、なんとか「共働きで生活する」ことを前提としなければ、結婚には結びつきません。まだまだ自治体の中には、伝統的な結婚観にこだわっているところも多いです。ある自治体で「農家の嫁募集」とやったら全く女性が集まらなかったということもあります。しかし、別の自治体では、「農業の共同経営者募集」、結婚後も親と別居を条件として募ったところ、応募がたくさん来て、成婚も順調だと聞きました。ある農家の男性は、「俺が家で子どもの面倒を見るから、妻は外で思い切り働ける」というのをアピールして、成婚したケースもあります。 このように自治体の婚活支援は、伝統的な価値観を押しつけるという側面もある一方、家族のあり方の変革をもたらす可能性もあると思っています。 では改めてお聞きします。「自治体の婚活支援、賛成ですか?」 YES・NOの投票と、その理由や自治体の婚活支援に望むことなどを書いて投稿してください。★山田議長の過去の円卓会議より・日本男性の草食化は、よいことだと思いますか?・景気がよくなると、あなたは幸せになると思いますか?・今の仕事を辞めて、専業主婦になりたいですか?
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