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会議番号:3554 開催期間 2019年07月19日- 07月26日
先週来日したシンガポールの政府関係者から、日本の対韓国輸出関連措置について、「日本は東南アジアではODA優等生の印象が強かったので、驚いた。今後、日本も経済外交を圧力カードに使う方針に転換するのか」と質問され戸惑いました。 <toko>さんや<BUNBUN01>さんが指摘されたように、優遇措置を安全保障に直結する貿易管理の面から見直すのは当然ですし、ここを曖昧にしていては、日本が批判される懸念もあります。<パフィンドーナッツ>さんは「正当」な措置と指摘されましたが、東南アジア、ひいては国際社会が日本の政策転換と意識するまでの措置だと言い切るには、今後の展開を注視する必要があるでしょう。 その意味で、<cheetan>さんの「ホワイト国から除外することを規制強化と報道するのはやめていただきたい」との指摘は、この問題で解説記事や論評を書いている小職にとって留意しなければならない点です。規制強化というより管理強化なのでしょうね。ただ、韓国ではメディアだけでなく、政権与党も「経済報復」さらには「経済侵略」という名称で党内で対策委員会を立ち上げるなど、殺伐とした受け止めを示しています。 <ま>さんは「このまま外交を続けられるのか」との疑問を提示されましたが、韓国と交渉する日本政府の実務者たちからも同じような戸惑いの声が聞こえてきます。今回の問題で影に隠れてしまっていますが、日韓の漁業交渉も4年近く棚上げされたままです。現場の交渉担当者からは「以前の韓国とは違う強硬な姿勢」が交渉を難しくさせているとの話も聞こえてきます。 相互の主張は一方通行で、交わる兆候は見えません。政府レベルの対決姿勢とは別に<黒船>さんが指摘されるように「民間レベルの交流」も、その意義を試される局面を迎えているのではないかと思います。自治体同士、文化関係、さらには外国人労働者としての韓国人との付き合いなどさまざまな形の交流があると思います。日韓関係の悪化によって、「民間レベル」の交流への影響が今後生じると思いますか?みなさんの経験談を含め討論できればと思います。★磐村議長の過去の円卓会議・北朝鮮の弾道ミサイル発射、脅威を感じていますか?
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