働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3593 開催期間 2020年05月08日- 05月15日
投票は、YES「心の安定を保てている」が80%を超えました。イー・ウーマンピアの皆さんは外出自粛にもよく適応されているようです。「出来なくなったことの再開を待ち続ける」という受け身ではなく、「出来る事を楽しむ」というポジティブな発想も素晴らしいと感じました。 とはいえ、周囲にはコロナ疲れに陥っている人も多いのではないでしょうか?ストレスや疲れがすぐにうつ病に結びつくとは限りませんが、ストレスのケアができない時間が長くなるほど、いわゆる「コロナうつ」になる人が増えるのではないかと危惧しています。ここで述べる「コロナうつ」とは、「コロナに感染すると常に心配している」「コロナの情報にふれるのが怖くて避けている」、「コロナの外出自粛で強い孤独を感じる」などのコロナウイルスに関連した不安や焦燥感が抑うつ症状の背景にみられる状態としておきます。(はっきりと定義されているものではありません。) 予防や対応について、日本うつ病学会は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」として、「先の見えない中であっても、日常の生活リズムには気をつけよう」という提言を行っております。外に出られないとしても2 時間は窓際で過ごし日の光を浴びること、毎日同じ時間に運動をすること、昼寝や夜間にブルーライトを浴びることを避けること、などをあげています。 YESの方の投稿を拝見すると、食事、睡眠、運動などの規則正しい生活、すなわち、「こころの健康維持のコツ」を、特に意識せず実践されているのだと思います。 一方で、YES でも、micro-macroさんの「海外では既に2カ月に及ぶ自粛生活、当初は『何とでもなる、全然大丈夫!』でしたが、ここ1週間は明らかに心が乱れ始めたと感じます。」というご意見にもありますように、自粛生活が2カ月を超えると、心の安定が保てなくなる人が増えるのではないかと強い懸念をいだいています。 自治体やマスコミが「出口戦略」という言葉を使いはじめました。そもそも出口戦略とは、ベトナム戦争から損失を最小限に抑えて撤退させるのかということで誕生した用語ですが、今回は、休業要請、自粛要請の解除、イベントの再開の基準を行政側が検討すること、という意味なようです。いずれも私たちには「待つ」という受け身の姿勢になります。 本日は、自粛が「2か月を超える」「延長が決まった」「出口が見えない」「一度解除されてもまた要請されるのでは」という、いわゆるコロナ疲れがコロナうつに変わっていくこと、その対処について考えていきたいと思います。対処法は、コロナに限らず、闘病や災害などで、同じような経験をもお持ちの方の体験も参考になりますので、投稿いただければと思います。「コロナで外出自粛延長! 心の安定、保てていますか?」に、まずYES/NOでお答えいただいた後、ご意見をお寄せください。お待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・あなたは「自己肯定感」高いですか?・子どもの自殺、防ぐことができますか?・病気か個人の問題か、迷うことはありますか?★古荘議長の近著をご紹介します ・6月上旬発売予定 『空気を読みすぎる子どもたち』講談社こころライブラリー→ご予約はこちらから ・発売中!『自己肯定感で子どもが伸びる12歳までの心と脳の育て方』
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