働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
宇宙飛行士
で、あれはパソコンをたたいていたんですか。
パソコンです。
面白かったでしょう? 自分が一言つぶやくと、世界中から返ってくるから。
そういうのもあるし、仰るとおり、すごく繋がっている感じはありましたね。写真を撮ったりとか、思ったことをポッと言ったり、ということができるっていうのは。あれができることで、本当に、地上と繋がっていると思えるもんだな、と思いましたね。もちろん、実際に家族と一緒にいないという寂しさは常にあるんですけど、でもまさにメールしたり、あと、電話もできるんですよ。結構切れちゃうんだけど。
スカイプとか、できるのですか。
スカイプは使えないんですが、それに近いネット経由のIP電話ソフトをNASAが導入していて、地上電話に普通にかけられるんです。
へえ。でもツイッターができるっていうことは、全てのネット検索ができたりニュースが見られたりするんですか。
だいたいのウェブサイトは見れました。通信速度が遅いので、ユーチューブみたいなサイトは難しかったですけど。
そういう意味では、浦島太郎にはならないですね。
で、僕が打ち上がるときには、それはまだできていなかったんですよね。だから、友人とかと、打ち上がる1年ぐらい前に、何かのときに話になって、「半年もインターネット使えないと大変そうだね」とか、「でも、近い将来、グーグルとウィキが使えるようになったら、そんなに退屈しないんじゃない?」って話をしていたら、まさにそうなったんですけどね。
いやあ、本当にびっくりしました。私、野口さんの顔写真とツイートを始めに発見したときに、本物かどうかを確認するのにちょっと時間がかかったというか、一瞬、信じていいのかどうかよく分からなかったです。
そうですね。なりすましが多いですからね。
子ども達にも「すごい! これ宇宙から来てる!」って。
それも、まさにリアルタイム性っていうのが。写真にしてもね。