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ライター・マハティール元首相長女
いいえ、クアラルンプールの南部にある小さな町です。政府管轄の全寮制の学校で、マレー人の女子向けのエリート校でした。 入学試験もあり、入学試験に合格しなければ入れません。学校の名称はTKC、Tunku Kurshiah Collegeといって、 誰もが知るとても優秀な女学校です。
当初、私は初等科を終えた後にその学校に進学する予定でしたが、その時、学校側は前期中等教育からの子女を受け入れなくなったので、 私は後期中等教育になってから入学しました。私が入学してからは、前期も再び受け入れるようになりました。 なので、最初の3年間はそこで学べませんでしたが、結果的には良かったです。
つまり、日本でいう高校に、16歳で入学したのですね?
そうです。マレーシアでは15歳になると、中等教育の3年目で統一試験が実施されて、その成績等に応じて理系と文系に分かれ、 後期中等教育、つまり高校の進学先が決まるのです。
どんな学校だったのですか?
エリート校で、進学校で、とにかく何においても競争させる学校でした。 ですから、学校生活すべてにおいて互いに競い合うようになったんです。 寮の掃除、部屋の掃除、運動会、寮同士で、教室対抗、演劇、歌唱力での競争など、すべての場面での競争です。 ですから、私たちはすべてにおいて競争心が芽生えました。
競争するというのは、良い体験でしたか?
はい、いいことだと思います。リーダーシップが育つんですよね。 その成果この学校の卒業生、OGには、首相の妻、女性省の元大臣、中小企業コープ(Small and Medium Enterprises Corporation)などがいます。
まさに女性リーダーを育てる学校なのですね。
そす、そんな感じですね。私は2年間しかいなかったけれど、とても楽しい学生生活でした。でも、ちょっと難しいこともありました。 何しろ父が有名だったので、中には羨む人もいたんです。私が偉そうにしているのではと思ったのかもしれませんよね。
全然そういう人じゃないのに!
ええ(笑)。でもそんな私を思い、父は時折、私の元を訪ねてきてくれました。
え! それは皆、逆に驚いてしまうんじゃないですか?
そうなんですよ! みんな窓から顔を出して、私たちをずっと見ていました。それもいい体験でした。