働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
働く人の円卓会議への投稿を通じて、自らの経験や意見を分ち合い、他の参加者 の選択肢や視野を広げることに貢献した投稿をイー・ウーマンピアの投票により 選び、5名の仲間に贈られるアワードです。
"私は、自分や子どもを周囲と比較することがない。子どもは父親の顔を知らないが歪まず育った。可哀想な子として接しなかった為だろう。貧困層でも虐待や学業不振と無縁な家庭もある。貧困に特化した情報ばかりでなく、低所得で上手くいっているケースも、大いに公表してほしいと思う。私自身、""ピラミッドの底辺""に位置するも、決して不幸ではない。比べず焦らず、自分規格で生きてほしいと私は思う。"
議長:高祖常子
2015年12月04日- 12月11日実施
政治家が若年層にも目を向け、解りやすい言葉で政策を訴え、責任を持つようになることを期待します。ただ、新参者や政治家に変えることや変わることを期待するだけでなく、大人の政治に対する姿勢も大切だと思います。子どもは大人が思っている以上に社会に関心を持っていると私は思いますが、その関心を台無しにしてしまっているのは大人の政治への諦めも一因かもしれません。自戒も含め、親や大人が政治に参加する姿勢を見せることが大切だと思います。
議長:藤田正美
2016年01月15日- 01月22日実施
自分の身を守らなければならないという意味では、女子への取り組みも必要ですが、男性への取り組みももっと必要ではないでしょうか? お仕事でお忙しい父親の皆さんに、大事な役目を忘れないでほしい。男子だから父親から、というのは短絡的かもしれませんが、経験者として心から話せるのはやはり父親が一番だと思います。10代で母親となった子の父親になった心境を察すれば、きちんと自分の子どもに説明ができるはずだと願いたいです。
議長:大葉ナナコ
2016年01月29日- 02月05日実施
BBCニュースをみています。無料で拝読できるのに情報量は多く、分野も多義にわたっているためです。BBCではかなり早くからジカ熱の報道があり、今日本のテレビではあまり見かけなくなったISISやエボラ出血熱の報道もあります。世界の出来事が日本のテレビで報道されるときに、ある程度取捨選択が行われていると感じます。自ら海外メディアに触れ、情報をとりに行くことで、バイアスのかからない世界の現状を知ることができます。もう1歩情報に貪欲になることが必要だと考えました。
2016年02月26日- 03月04日実施
大学生の息子は小学生の頃、チックの症状に加え、鉛筆を尖りすぎるまで削っても「うまく削れない」と泣き、硬筆習字を活字以上に完璧に書くことに執着し、 寝返りを一切打たずに眠り、果ては食べ物を飲み込むのが怖い、とガリガリに……。何かの病気では、と受診を考えたことは数知れず。夫とも話し合い、私自身 激しく揺れながらも何とか受け止め、待ち続けたところ、ひとつずつ乗り越えてゆきました。今はそれらこそ彼の個性、長所として活かす道に進んでいます。
議長:古荘純一
2016年03月18日- 03月25日実施
寛容な気持ちで見守ることが出来る社会、個性も病気もひっくるめて包み込む社会というのは理想でしょうか。コミュニケーション力の低下やストレス耐性の弱 さが問題視されます。ネットで手軽に知識を学べても人間力は高めることは出来ません。子どもも大人もコミュニティは一つではなく複数持つことが大切で、居 場所は決して一ヶ所ではありません。とはいえ、個を大切にする人がいても、それはそれで尊重されなければいけないと思います。みんな違って、みんない い・。そう思えるといいのですが。
私の組織で行動計画を作成する際、「女性は管理職への意欲が消極的である」という文言が問題点に上げられていましたが、外してもらうよう意見しました(実 際、外されました)。議長が言うように、女性の意識は環境、上に立つ男性の意識に左右されるため、それを女性固有の問題にしてほしくなかったからです。私 は例えば男性の育児休暇取得率、上層部の有給休暇取得率のような、上に立つ人たちあるいは男性の意識変革が解る項目を公開してもらいたいです
議長:佐々木かをり
2016年04月01日- 04月08日実施
GW中熊本市に入りました。市内のタクシーとバスのドライバーから状況を聞きました。結論だけ書くと、市内のタクシー運転手は、若干の被災はあるが仕事は 出来ています。バスの木山、阿蘇営業所はドライバーも被災程度がひどく動けないとのこと。その為まだ県外者より土地勘がある市内のタクシー会社から動ける ドライバー確保を依頼する。そして費用は、支援金、クラウドファンディングで賄う。その事業計画立案報告はアカウンタビリティのある災害NPOが請け負 う。いかがでしょう。
議長:木山啓子
2016年05月06日- 05月06日実施
当地では、行政が支援物資を受け付けていたので(現在一時中断中)、受付リストにある物資を持って行きました。また、仕事をしていると人的支援は難しいの で、市役所に出かけた際に義援金を入れてきました。熊本産の野菜を購入したり、熊本産を使用した製品を買ったり、ささやかな支援をしています。障がいのあ る方や外国の方など、避難所で生活できない方々や宗教上の理由で一般的なものが食べられない方々にも支援の手が届くことを祈っています。
妹が出来てから、兄が暴れるように。主人の単身赴任時期と重なり、「出て行きなさい」と恐怖心からのしつけだった。「ルールはわかっているけど、突発的に気持ちの整理がつかず、暴れてしまう」と小学校のカウンセラーの先生。ルール(親や先生の言う事)はわかっているので、気持ちの整理の方法が課題とのこと。まだ甘えたい(親に反抗したい)時期だから、相談相手になってください、と。息子の相談相手に徹していたら、息子から「これはだめだよね」と言うように。少しずつ改善されてきた
2016年06月10日- 06月17日実施
私は子どもが良くない行いをした時や、それを理解させようとしても、素直に反省しない時に、ものすごく腹ただしく思う事があります。よくよく考えると、それは良くない事だと理解してほしいのが目的だったのが、いつの間にか自分のいう事を聞かないからとか、期待した反応が返ってこないことにすり替わっているのが原因だと気付きました。子どもの反応は本当にそれぞれです。理解力も個性があります。そこを予め理解しておけば行き過ぎも少なくなるのかなと思いました。
春闘の要望事項で「女性社員全員、子宮頸がん検診、乳がん検診の受診」として、権利を勝ち取りました。また、そのことにより所見で1名の乳がん初期患者、子宮頸がん初期患者が1名判明し、初期の段階での完治に結びつきました。若い女性にとってはいずれの検診も敷居の高い話だと思います。しかしながら、早期 発見は必須だということを常に発信し、今では100%の受診率です。
議長:鈴木美香
2016年06月17日- 06月24日実施
もっと広げたいと思い、行動範囲を広げています。人に自分の思い(欲しいものだったり、やりたいことだったり)を話すと、その思いというか、物や人に近づ くスピードが上がってきているように感じます。先日のピアの集まりでもそのことを実体験できました。待ってるだけではスピードが遅いですね。来ないわけで はありませんが。また、自分がハブとなって、人であったり、物であったりをつなげたいと行動中!さらに今後ブラッシュアップしていきます。
2016年07月15日- 07月22日実施
我が家の娘は、精神障害1級の認定を受けています。一人で外に出られないとか、電話に出られないとか、諸々不便なことはあります。でも、それを不幸だと 思ったことはありません。今回のような事件は様々言われていますが、絶対にあってはならないことです。障害者になりたくてなっているわけではない、そし て、誰しも明日自分が障害者になる可能性があるのです。可哀想とか不幸とかではなく、共に生きていくために何ができるかだと思います。
2016年08月19日- 08月26日実施
初め他人事と考えてYESを選択しましたが、30歳で発達障害者に認定された弟のことを思い、自分事として捉え直してNOにしました。障害者は、仕事など 社会で生きていく上で大変なことはあります。家族が大変なこともあります。障害があっても、弟は他の人と同様個性ある人間であり、家族の一員です。大変な ことはあっても、だから不幸だとは感じません。より深刻な障害者の家族がいる知り合いを思い出し、やはり大変だと思いますが、だからその家族が不幸だとは 思いません。
流産は20年以上前の出来事ですが、必要に応じて後輩に話をすることがあります。妊娠している本人には、プレッシャーにならない程度の注意喚起を、周囲には臨機応変なフォローを促すつもりで。状況にもよりますが、流産は女性なら誰にでも起こりうることだということを、本人にもまわりにも知ってほしいと思っています。その上で、いたわりの気持ちを持って接することが大切なのではないでしょうか。
2016年09月02日- 09月09日実施
このテーマを扱って下さったことに感謝です。私自身が妊娠初期に今まで通りの働き方(夜の残業や現場に出向くこと)を続け、残念なことになった一人です。 35歳でした。体験して初めて、胎盤が安定しない時期は流産のリスクを伴う事を知りました。仕事は専門性が高く責任もあり、同じ国家資格を持つ女性同士のグループに告白したところ、半数の方が経験ありで驚きました。それから、働き方そのものを見直し、2度目の妊娠では、妊娠初期から無理をしないことに務め、無事出産出来ました。
私は労働市場の流動化を進め、非正規を減らすのではなく、むしろ非正規こそ増やせばよいと考えます(ちなみに私も非正規)。正規雇用が守られすぎていることが問題。それこそが雇う側も雇われる側も今よりも柔軟になれるのだと思います。その為には、派遣法の再改正、ベーシックインカムの導入(むしろ非正規で一生暮らせればよいのだと)があればよいと思います。この位インパクトがある改革をしなければ、日本における働き方は変わらない(変われない?)と思います。
2016年09月16日- 09月23日実施
UNHCRや他の団体で途上国の2人の子どものサポーターと毎月の難民支援を続けています。議長がご教示されたSGDsの言葉は知りませんでしたが、行動 は合致している気がして。新入社員でお給料をもらい初めた時、150円は日本でジュースしか買えないけど、途上国だと何日間も学校に行ける価値があること を知り、せっかくなら、価値のあるお金の使い方をしたいと考えました。自分の社会での役割に従ってその規模を拡大させていくことが目標です。
議長:根本かおる
2016年09月30日- 10月07日実施
今回、「産休育休は自分のポジションや職務内容を誰かが試すチャンス期間」という考え方が新鮮でした。日本では子育て中の女性の負担を軽くして”あげる”のが配慮だという風潮で、時短や育休延長という制度がとられていると思いますが。産休育休から得た経験をもとに、いろいろなチャレンジをさせてみるという配慮に方向展開していくといいなと思います。
議長:クリスティン・エドマン
2016年10月07日- 10月14日実施
鹿児島では今月、「初の女性副知事」が就任します。私が20代のころ、職場の女性幹部の仕事ぶりを近くでみることがあり、立ち居振る舞いや仕事の仕方など、非常に勉強になりました。組織の中で女性が高いポストにつくことは、部下職員の意識が変わるきっかけにもなると思います。私が心がけていることは、「チャンスには遠慮しない」ということ。周りの空気を読みすぎず、遠慮せず、仕事をしていきます。
自分が楽しそうに管理職を務めることで、まわりの女性たちに管理職も悪くないなあと思ってもらえたら最高だと思います。現実はなかなか難しく、眉間にしわを寄せていることもありますが、集まってくる情報の質が変わり、自分の意見が通りやすくなるおもしろさを多くの女性に味わってもらえたらと思います。
男性としてできることは、働く女性をサポートすることです。出産と授乳は女性にしかできないことですが、女性が女性にしかできないことを行う分、男性が男性でもできることを行うのがフェアな社会です。ですからパートナーの男性は女性が出産と育児で仕事を休んだ以上の期間(例えば半年程度)、育休をとって女性の早期復職をサポートする必要があると思います。私はそれがフェアな世の中だという価値観を娘に伝えていくつもりです。
「女性が活躍する社会」は、女性だけのメリットを謳うのではなく、「男性も幸せになれる社会」だと社会全体で考えることだと思います。女性に対する特別措置を前面に出すのではなく、たとえば介護休業制度など、男性でも子育てなどが終わった人たちでも直面する制度と抱き合わせで模索したいと思います。いま職場の先輩で、親の介護のために介護休業に入った方がいます。まずはその分の仕事をしっかりサポート。そして、できれば在宅ワークなどを認めてもらえるよう、会社に訴えて実現したいです。
どちらかというと、男性の方が古い考え方にとらわれていることが多いような気がするので、育休や子育てのための有給を取得する男性社員がいたら、心置きなく楽しめるよう、できるだけ協力したり、休暇中の楽しかった出来事に耳を傾けたりするようにしています。少しずつ、男性が家族のために休みを取ることの罪悪感が無くなっていけば、女性が休まなければ家事育児が回らない状況も改善するのでは、と思っています。
通報したことはありません。理由はそのダイヤルの存在自体を勉強不足で知りませんでした。虐待をしているかどうかの判断は非常に難しいと思います。なぜ難 しいかというとそれぞれの人で環境が異なるということと、情報を知らないため、判断をしかねるということからです。通報=虐待確定ということではなく、通 報=虐待に当たるのかの相談という位置付けで浸透していけばより使いやすく、有効活用されると思います。虐待は個人ではなく社会でなくしていかなければ。
2016年10月14日- 10月21日実施
職場で女性活躍に取り組んでいますが、大変風当たりが強いです。極端に女性が少ない部署があるので女性限定採用も実施するのですが、能力のない女性を採用 するのかと必ず猛反発にあいます。無意識の差別を乗り越えて、女性を増やすにはやはり限定採用も必要だと思うのですが、なかなか理解されません。政治・経 済分野で女性が活躍するにはまず数を増やす必要があり、それには法律でクォータ制を取り入れるしかないかもと思っています。
2016年10月28日- 11月04日実施
日本人が自分より力のある人にチャレンジしない傾向にあるのは安倍首相のトランプ氏への祝辞でもわかりますが、一方「民主主義、自由、全ての個人の尊厳を 重んじる価値を共有するなら協力していく」とはっきり言ったドイツのメルケル首相から日本は学ぶ事が多くあると思います。日本は核兵器反対・平和主義であるという立場・価値観をトランプ氏にはっきり主張しなければ。また、日本でダイバーシティを尊重し差別をなくす価値観を育成し、それを主張できるように教育する事も大事だと思います。
議長:高成田享
2016年11月11日- 11月18日実施
5年前からアクションプランナーを使っています。これを使いだしてから、自分の時間を自分で予約する感覚が身に付きました。これがあるから自分を動かすことができています。今日の午前にやること、来週やること、それを自分で自分の時間を確保することで整理できています。右から左から仕事を振られた時は「もぉーーー」っと一瞬プチパニックになりますが、自分の体はひとつ。同時刻に2つの会議には出れないので、手帳に〆とどれくらいの時間をかけ遂行するか考え行動しています。
2016年11月18日- 11月25日実施
逆説的ですが、「とことん今に集中することです」そして、一つずつ、しっかりと結果を出すことです。抱えているタスクを確実にこなす(アウトプット)することで、次のタスクに臨めます。それが、精神的にも、肉体的にも健康を保つ秘訣だと思います。肉体的には、体を冷やさないことも大事です。
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