働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
働く人の円卓会議への投稿を通じて、自らの経験や意見を分ち合い、他の参加者 の選択>肢や視野を広げることに貢献した投稿をイー・ウーマンピアの投票により 選び、5名の仲 間に贈られるアワードです。
議長:佐々木かをり
2017年01月06日- 01月27日実施
今年の決意は、あらためて「大学で勉強」すること。遠い昔に諦めた夢だと思っていました。昨年末にアクションプランナーを使っての時間管理術を受講しました。今まで、記録として、日記代わりにしていたアクションプランナー。でも、講座で「to doリストを作らず、行動を予約すること」を学びました。忙しいが口癖の私でしたが、私の人生にはたくさん時間があったことを可視化できました。毎日がワクワクしています。仕事もボランティアも諦めないでやります。
議長:大葉ナナコ
2017年01月13日- 01月20日実施
わたしはかつて子どもを持たない選択をした人間です。でもそれはわたし自身の人生の選択であって、いまの子育て世代の苦闘を座して見てなどいられない。うちは正当な理由でも長期に休むと風当たりの強い職場です。わたしに出来ることは、国の制度や方向性の情報を疲弊した彼ら彼女らに伝え、利用法を教え、罪悪感は不要だと安心させ、チームで助け合うやり方、ストレス対処法などを教えることで、職場内に仕事と子育ての両立の成功体験を一つずつ広めることです。
子どもが生まれた際、女性も男性も安心して働ける環境が必要だと思います。そこで私は昨年、会社の経営者として、「育児援助制度」を設けました。内容は保育園や学童保育の費用を会社で半額負担するというものです。弊社の場合は、子育て世代が少ないので即実現しました。ただ、子育て世代の多い企業で同じ制度を取り入れるとなると、企業の費用負担も相当なものとなります。是非、国や地方で、このような企業への取組に対して、助成金制度を充実させて欲しいです。
議長:藤田正美
2017年02月03日- 02月10日実施
経済記事は、主に自分の将来を予測するため、なるべく読むようにしています。日本経済は自分自身の生活に影響を及ぼす可能性があるのはもちろん、今は世界経済も「外」の話だとは思わなくなりました。世界経済の動きが日本経済を動かし、自分の身にも変化が起きてきます。将来何が起こるか分からないのが今の時代、経済動向を見て、将来を予測しながらリスクに備えることが大事だと思います。
議長:村松邦子
2017年02月17日- 02月24日実施
サッカーのフィールドには11個のポジションがあり、すべて役割が違います。ポジションによって求められるものが違います。11人の特徴が異なっているほうが、一人一人を尊重し、各々が自立し、自分の役割を全うし、隙のない強固なチームができると思っています。仕事も、一人ひとりが異なる特徴、役割、考え方を持ち、でも、ひとつの目標に各々が自立して目指すから強靭な組織ができるのではないかと思います。複雑な社会の縮図をスポーツで見ることができると考えています。
議長:古荘純一
2017年03月24日- 03月31日実施
部署や仕事が変わるだけでもプレッシャーですし、前任者がいると比較をされるのでなおさら負担です。ただ、年や経験を積むに従い、「ある程度のプレッシャーや自分・周りへの負担は仕方のないこと、きちんと頑張れば時間が解決してくれる」と割り切れるようになってきました。今は、周りの後輩が不安をはやく取り除けるように、声掛けや質問などをして「ありがとう」というなどを心がけています。自分自身が「ほめられれば嬉しい、そこにいていいんだ」と思うので。
議長:田澤由利
2017年04月14日- 04月21日実施
ようやく今年から会社で在宅勤務制度の試行が始まります。きっかけは、中堅社員の介護離職率の激増と、転勤辞令をきっかけにした退職者の激増。もはや旧来の働き方を変えないと会社が組織として成り立たなくなる、との経営層の判断で、今年から試行開始となりました。現在、親を遠距離介護中の私、早速試行に手をあげました。在宅勤務制度を利用してどこまで成果が上げられるか、チャレンジします!
議長:高祖常子
2017年04月21日- 04月28日実施
共稼ぎで2歳の子を育てる部下(男性)がおり、保育園の送り迎えや子どもが病気の際の遅刻、早退などは原則認めて、奥様のみの負担にならないようにと伝えています。月に数回という程度であれば、多少のヘルプは必要だとしてもほとんど仕事に支障がない感じです。社会が変わるのを待つだけでなく、自分にできる身近なところから、このサイトを通じて学んだことを広めていこうと思っています。
ワンオペ育児をしている側として、外部に援助を求める場合、何をやってほしいかを伝えるのが難しいと感じる。シッターさんには一から十まで指示する必要があり、身内や知り合いにはどこまでお願いすべきか迷う。もっとも、支援する方からすると、何を求めているかわからなければ、やりようがないだろうとも思う。育児に限らず、普段からI Statementで「私はこうしてほしいと思っている」と考えをまとめ、周囲に率直に伝えることに慣れておきたいと思っています。
子どもが生まれて5年、良いと思う事はすべて取り入れたいと思うほど、試行錯誤してきました。睡眠時間や食事内容を重要視するあまり、できない自分に対して苦しみ、精神的に追い込まれる時期もありました。自分の子育て方針・仕事への価値観が分かってもらえない環境で、相談もできず(相談する機関にも出向けず)、孤独なことが一番苦しかったです。自分自身が完璧を目指さないようになって、ようやくマシになったかなぁと感じます。
議長:木山啓子
2017年06月02日- 06月09日実施
先週、インドネシアにある難民シェルターを訪問しました。アフガニスタンの若者は礼儀正しく、家族や友人を大切にする温かい人たちでしたが、「自分らしく生きられない」境遇で必死に個性を押し殺そうとしているように思えました。日本にはそうした痛みを知る難民が活躍できる場が無数にあると思います。同質化圧力に耐えかねて心身のバランスを崩す日本人がこれほど多い今、難民の社会進出を支援することがすべての「生きにくい」人たちの救いになるのではと思います。
議長:浜田敬子
2017年06月09日- 06月16日実施
会社の仕事のほかに、地域で任意団体を立ち上げて運営しています。私にとって後者は生きがいになっているので、長時間労働だと感じていません。会社員、母という役割を離れた自分のためであり、それが母であることにも役立ち、会社員としての仕事にも役立つ一石三鳥になるように意識しています。
議長:山田厚史
2017年06月23日- 06月30日実施
歴史に限らず、法律や政策決定プロセスを、後から振り返ることは重要だと考えます。なぜ、テロが起こるのか?中東の植民地支配、世界大戦、その後の中東戦争を踏まえて考えることが大切なように、なぜ、安保法案やテロ等準備罪(共謀罪)法案を可決する必要があったのか? 第三者機関による検証と結果の保存をすることで、後からそれを振り返り、検証し、今後の法律、政策決定に活かしていくことこそが、「今よりよい社会」にするための唯一の方法だと思います。
議長:平川理恵
2017年06月30日- 07月07日実施
国語でも算数でもサッカーでもアニメでも人にやさしいでも何でもいいのですが、学校生活の中で、この子はこれができるというのをクローズアップしてみんなが認め合う時間が少しでもあるとよいと思います。年齢が低ければ低いほど、大人がその子自身をよく観察する必要がありますが、たとえば高校生になれば自分からアピールできるようにもなるでしょう。自分を認めてもらう体験こそが、人を認める基礎になると私は思っています。就職にあたっては自分を知る力にもなっていくと思います。
生きるとは何か、と問われれば、私は「誰かの役に立つこと」と答える。親であれば、子どもの役に立つこと。仕事であれば、顧客の役に立つこと。「役に立つ」を私なりに解釈すると「側に居て、何をすれば良いか考えるための指針を与えること」と考える。身の回りの人々に関心を持ち、人々にどうすれば役に立てるのかを考える。そういう生き方が広がるといいな、と思う。
議長:菅家ゆかり
2017年07月07日- 07月14日実施
緊急時の電話対応の仕事もしています。冷静な対応を求められますが、大変さを理解し対処法を一緒に考えていこう、という気持ちを声に乗せて話すと相手は落ち着きを取り戻してくれます。発声の訓練をすることにより余裕ができ、気持ちを乗せて話すようになれました。ただ、声によって気持ちが乗っているか乗っていないかなど、こちらの状態も伝わってしまうんだな、と相手の反応を見ながら反省の日々です。
議長:白河桃子
2017年07月14日- 07月21日実施
職場以外での経験が、仕事にフィードバックされて好循環を生むようになって欲しいです。私はボランティア関連の勉強をすることで視野が広がり、今まで接点がなかった方との人脈も広がりました。対人スキルも鍛えられています。体力キープや気分転換についても意識するようになりました。ぜひ職場だけに縛られるのではなく、違う世界を持って欲しいと思います。
2017年08月18日- 08月25日実施
私は、良い子でないと愛されない、の続きで、成果を出さないと評価されないという不安から、社会ではパワハラの被害者に。「長女の鬱は母親が原因」という情報が広まっても、「世間がおかしい」と聞く耳を持たない実母が今でも怖いです。その母も自分の母親との関係に苦しんでいました。私は子どもを諦めましたが、同じような体験をしても、子どもを別人格として尊重し、良い家族関係を築いている方に出会えて嬉しく感じています。そういう成功例も、悩んでいる方に提示できれば、と思います。
2017年08月25日- 09月08日実施
例えばママ友や職場の同僚と戦争の話にはなりません。普段から話ができないのに、どうして有事に声を上げられるでしょうか。ただ、子ども達の修学旅行が広島だったので、沢山話し合いました。子どももクラスで沢山話し合ったらしいです。子どもと話ができるのは私も子どもの時、両親や祖父母といっぱい話し合ったからと思います。戦争の話を自然と話する種を蒔き続けていかないと、と思っています。
議長:野村浩子
2017年09月01日- 09月08日実施
「メディアは意思を持っている」と常に息子達に言ってきました。媒体によって同じ内容でも全く違う報道をしていたり、統計データを都合よく解釈している場面に日々出くわします。自分の意見を持つ大切さと、情報を偏った媒体から得ないこと、データの出元を確認すること、これらを親子の会話の中で伝えたいですが、学校でも、1つの出来事に対して異なる報道をする新聞各社の紙面を題材にディスカッションするなど、小学校高学年くらいならメディア教育が始められるかと思っています。
議長:磐村 和哉
2017年09月01日- 09月15日実施
「北朝鮮の弾道ミサイル発射」のニュースを知った時に、一番初めに怒りを感じました。詳しい情報を検索するうちに、わざわざ選んだミサイルの通過コースと日本の被るリスクを知り、脅威を感じる一方で、日本が冷静に対処する必要があるところを、怒りの感情が出て過激でデメリットの多い選択をしないかと心配になっています。終戦記念日に学ぶ教訓を現代の外交に生かす政治家を選ぶことも、私たちの責任なのだ、と思いました。
日本の役割は、今の北朝鮮が1941年に米国との開戦に突入した当時の日本の姿に重なって見えるということを、国際社会に思い出させることではないかと思っています。何が日本を暴走させたのか。その結果何が起こったか。どうすれば防げたのか。私たち自身も今一度、思い出すときだと思います。昔と今は違います。何があれば同じ道をたどらせずに済むのか、国際的な場で知恵を出し合いたいです。
議長:滝村雅晴
2017年09月08日- 09月15日実施
健康法や調理を教わった事はないが、普段の食卓が「食の教科書」そのもので、目や舌で学ぶ感覚だった。学ぶと言っても当時はそうした意識はなく、自分で台所を担うようになってから、実は日々の食卓に学んでいたのだと気付いた。以前、子どもの友人に食事を出した際は、食べることで一同の心が緩やかになり、自分の知らない子どもの側面が垣間見えたことも。美味しい物を楽しく食べる……この習慣は家庭不和や非行防止のカギであり、"訣は胃袋が握っている" という事になるようだ。
議長:根本かおる
2017年09月15日- 09月22日実施
私の誕生日が9月21日だったにも関わらず知りませんでした。今、四十年前に最後の地上戦が終わったベトナムの小さな工場で、月収4万円程度の社員に囲まれ仕事をしています。毎年誕生月にバースデープレゼントを渡しているのだけれど、誕生日がない社員は私の誕生日に設定。南部解放戦線で激戦があったこの地で、「国際平和デー」が誕生日となった社員に伝えたい。
2017年09月22日- 09月29日実施
職場には法定を少し上回る支援制度があり、産後働く女性も多いですが、復帰後の仕事の配分などきめ細やかな配慮が必要な場面では、部署や上司による差が多く残ります。制度の運用面を改善するために、風土を変える必要性を強く感じています。男性が育休を取得すると制度が改善されたり、男性講演者がデータを元にダイバーシティを語るといい反応があったりするので、いかに男性を巻き込むかに注目して施策を打っています。
議長:小酒部さやか
2017年09月29日- 10月06日実施
私は、「国会議員の妊娠はいいと思うか」という問題提起自体に「妊娠はコントロールできるものであり、妊娠した場合の責任は女性にある」という前提があると思います。立候補の年齢は衆議院議員が25歳、参議院議員が30歳であり、どちらも妊娠しやすい年齢です。この年齢の健康な既婚女性が妊娠するのは自然なことです。妊娠するな、というのは若い既婚女性が議員になりにくい土壌を作ると思います。私は、妊婦には妊婦しか分からない政治への貢献の仕方があると思います。
議長:安藤 哲也
2017年10月13日- 10月20日実施
自社の働き方改革プロジェクト活動(残業削減ふくむ)は、イコール社内マーケティング。どうして変わらないといけないのか=whyを、経営層、管理職、若手など、相手の立場に立って、共感できるポイントを探りながら発信し続ける(とにかく数が必要!)と、howやwhatを自分で考え実践する人がちょっとづつ出てくる気がします。実際、反応してくれたアーリーアダプターは社外、業界外の人脈やライフでの経験を仕事に活かして、残業社員より価値を生み出してます。普及率16%まで頑張るぞ!
2017年10月20日- 10月27日実施
職場で50代の男性社員達に「子どもは叩いてしつけなきゃだめだよ!」と言われたことがあります。その時は近くにいた大きなお子さんのいる先輩ママに「うちも叩いていませんよ」と言ってもらいました。その接し方でいい、と肯定してくれる方がいると安心します。子どもには、小さい頃から言葉で説明するよう心がけました。私自身、叩かれたり、「ダメダメ!」と言われるだけでは理解できなかった子ども時代の経験から。感情が抑えられそうにない時は、そうと伝えて子どもから離れます。
2017年11月17日- 11月24日実施
例えば「いのちを守る日」という祝日を設けてはどうでしょう。私も高校生の時に自殺したいと強く思ったことがあります。今でも時々ですが、自殺が一瞬頭によぎることがあります。そういう時に心の支えになるのが周囲の人達です。理解してくれなくても話を聞いてくれるだけでいい。寄り添ってもらえることでどれだけ安心できることか。一年に一回でも、皆が他人に寄り添うきっかけがあれば状況は変わっていくと思います。
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