働く女性のマンションをつくるブレスト会議には、佐々木かをりとイー・ウーマンピア8名が参加。働く女性の実体験に基づくリアルな意見や自由な発想によるアイデアが次々と述べられました。
最初のテーマは、「対面式キッチンと背面式キッチンはどちらが使いやすい?」でした。時流は今、対面式キッチンで、調理をしながら家族とのコミュニケーションが取れるなど、背面式よりも新しく開放的なスタイルとして注目されています。イー・ウーマン ピアのプシュケーさんは、「帰宅後にバタバタと時間がない中で調理するので、テレビをつけて情報を取り入れながら、横にパソコンを置き、おしゃべりし、“ながら調理”のできる対面型で助かっている」、働く女性にはおすすめと言います。

一方、ゆらりんさんは、「1つ目のマンションは対面式だったけれど、子どもの動きやテレビが気になり過ぎて思うように家事が進まなかった。買い替えた今のマンションは背面式で、こちらのほうが家事が早く進む」と、意外に背面式が良いとの実感を述べました。すると、「食器を洗う音や何かを焼いている音などが聞こえるとテレビの音がどんどん大きくなる」、「油が飛んでベタベタしたり、開放的なぶん揚げ物などの臭いが広がってしまう」など、実際に使ってみなければわからなかった「音」「臭い」「汚れ」など対面式へのリアルな感想が続々と。
「子どもが小さい時は目のとどく対面式、大きくなったら背面式」との意見もあり、マンションを購入する際にライフステージや生活リズムに合わせてキッチンを選べるのが、働く女性にとっては好都合かもしれません。

「対面式キッチンだと、より換気能力は重要」との意見から、話題は換気扇へ。「換気扇の性能がアピールされていたら惹かれる」、「業務用のように機能的で強力なものがいい」、「業務用の換気扇がはじめから付いていて、音が大きかったけれど、換気能力には満足」など、矢継ぎ早に意見が飛び交いました。
そして、換気能力や音の大きさなどは実際に調理をして使ってみないとわからない。だからこそ、マンションの購入検討時に、細かい説明や資料が欲しいとの方向に集約されました。効率と機能を重視し、一つひとつの性能にも妥協を許さない、働く女性らしいニーズと言えます。

さらにキッチンの収納に話が及ぶと、「炊飯器や電子レンジの収納は?」との質問に「炊飯器は使わない」との声が複数のピアから出ました。「土鍋で炊いたほうが美味しいから」、「炊飯器が邪魔なので」が理由のようです。炊飯器が邪魔というのは、キッチンを見た目もなるべくシンプルにしておきたいという気持ちがあるため。それは、コーヒーメーカーや瞬間湯沸かしポットなどの家電製品についても言えるようです。
また、ゴミ箱などは見えないようにビルトインできると良い、細いスペースも無駄にしないストック収納はマストなどの要望も……。そして収納の話題は、キッチンから居住スペース全体へと展開します。
