特集 東京建物「Brillia Bloomoi」 × イー・ウーマン 働く女性のためのマンションを創る 対話型の住まいづくり

REPORT

  • 01 オンライン意識調査レポート
  • 02 ブレスト会議レポート(1)
  • 03 プレスト会議レポート(2)
  • 佐々木かをりエッセイ

04 佐々木かをりエッセイ

住まいは、自分を育てる場所 by イー・ウーマン代表 佐々木かをり

私が、初めて一人暮らしをしたのは、アメリカの大学の寮。自分だけの空間がどれだけ嬉しかったかを今でも思い出します。大好きなポスターを貼ったり、音楽をかけたり、19歳のささやかな生活ではありましたが、自由な空間を満喫した記憶があります。その後帰国し、大学卒業と同時に始めた東京での一人暮らし。食器も買えず、もらいものばかりでの生活の始まりでしたが、やっぱり、1人の空間と時間が嬉しかった。1年で引っ越した2つ目のアパートは、私にとっての大切な場所となりました。バルコニーや部屋の中の棚など、ペンキを塗り直し、自分でカーテンを作り、絨毯を選び、電気コンセントカバーやポット、炊飯器などには色のシールを貼って色の統一をし、室内の色をシンプルに整えました。この心地よい空間には、頻繁に知人・友人が集まり、ホームパーティを楽しむ場所となったのです。

家族ができてからの住まいは、また少し違った視点で作りました。子どもたちが安全に暮らせる場所、子どもたちが健やかに育つ場所にするために、大好きな「色」の選択に加え、様々工夫をし始めたのです。動線や床や壁の質、空気や温度、家具の形や置き場、キッチンやお風呂、トイレまで、いろいろ考えました。住まいはそれぞれのライフスタイル、子どもの年齢、家族の在り方、仕事内容、そして、暮らす人の健康具合で、随分ニーズが変わります。

佐々木かをり

世の中では商品やサービスを開発するために、頻繁に「女性の声」を集めようとしますが、フルタイムで働く女性たちの声は、実はあまり届いていない。今回は、イー・ウーマンに集まるフルタイムで働く女性たちのそれぞれのライフステージや価値観、こだわりを聞くことができ、私もとても楽しかったです。今の住まいのリフォームをすべてデザインから素材選びまで一人でしてしまった私としては、集まった皆さんからのキッチンや収納についての考え方は、私自身も勉強になることがいっぱいでした。

住まいの間取りで、家族を仲良くさせることも、不仲にさせることもできると、ある建築家は言っていました。今回のように、マンションをつくる際に、しっかりと働く女性たちのヒアリングをして下さり、それぞれのライフスタイルに応じて購入者によってセレクトできたり、カスタマイズできるような住まいこそが、新しいマンションの形なのだろうと思います。住まいは、自分を育てる場所。考えて、選んで、いい空間にしたいですね。

ブレスト会議の様子
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