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会議番号:3317 開催期間 2014年11月07日- 11月14日
多くのご意見ありがとうございます。YESと答えた方は、ご自身のお子さまのことについての投稿が少なく、逆にNOと答えた方はご自身のお子さんのことが多いことは、非常に興味深いことと思いました。我が子のことになるとわからないとお考えの方が多いのでしょう。 少し専門的になりますが、自尊感情は安定した概念です。自尊感情とは「自己イメージの中枢的な概念で、一つの特別な対象、すなわち自己に対する肯定的または否定的な態度」と定義されています。 自己イメージは自己を客観的に観察することですが、そのためには同時に自分自身を内省する(自己認識を持つ)能力も必要です。言葉で説明となると難解ですが、私はこの能力は、個人差があるものの、2~4歳で獲得していくものと考えています。 「自分に自信がある」というのは、自尊感情を把握する最も簡単な質問の一つと言えます。幼児がこの質問に答えることは難しいのですが、その質問の意味すること、そして自身の答は持ち合わせているということです。 就学以降の子どもは、通常は安定した自尊感情を持っており、直前のエピソードで簡単に変化することはありません。例えば、今日は褒められたから自尊感情が上がった、クラスメートの前で失敗したから下がったという単純なものでありません。そうすると、自尊感情は、乳児期から幼児期の子どもとの関わり方に大きく関連していると考えています。 本日いただいたご意見にもありましたが、自信を持っている子ども、自信のない子どもについて、どのような背景があるのかについてご意見をいただきたいと思います。その背景を普遍的に分析することが、個々の子どもを元気づけるヒントとなりうると考えています。 まず「自信をなくしている子どもを元気づける方法があるかどうか」に、YESまたはNOでお答えいただき、ご自分のお子さまやまわりの子どもたちとの関わり、またはご自身が子どもだった頃の体験を振り返り、自信の有無につながっていると思われる背景についてご意見をお寄せください。お待ちしています。★古荘議長の新刊神経発達症(発達障害)と思春期・青年期――「受容と共感」から「傾聴と共有」へ★古荘議長の過去の円卓会議より・少子化が及ぼす子どもへの影響、考えたことありますか?・テレビ番組「明日、ママがいない」。子どもに見せますか?・発達障害の『障害』という診断名、違和感ありますか?
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