働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3363 開催期間 2015年10月02日- 10月09日
たくさんの投稿をありがとうございます!Yes の方にもNo の方にも、大いに共感するところがありました。真剣に考えてくださっているのがひしひしと伝わってきました。 また、投票結果が拮抗していることからも、難しい課題だということがよくわかりますね。 どちらかというと、Yes の方々は今の状況を、No の方々は受け入れ後のことを考えてそれぞれの意見を出しておいでのように見受けました。そこで、No の方々には現在の状況を、Yes の方々には受け入れ後のことを、少し説明させてください。 難民の方々とは、そもそもどのような人々なのか? ご存知の通り、私たちと少しも変わらない一人の人間が、どうしても今住む家を後にして国境を越えて逃げなければならなくなった方々のことです。日本に暮らす私たちと同じように、一人一人に個性があり、様々なことを考え、多様な仕事に就き(就いていない人も)、互いに異なる好みを持ち、それぞれに家族がいる(いない人も)人々だったけれど、どうにもそこに住めなくなって逃げてきているのです。 本物の難民であれば、今住んでいる家を捨ててどこかに行きたいと願って国を出てきた人はいません。『家に帰れ』と言われなくても、一番家に帰りたいのは彼ら自身なのです。これまで出会った難民の方の圧倒的多数の方が、自分の願いは家に帰って死ぬことと仰っていたのが印象的でした。 そんな彼らは逃げた後のことは、もちろん心配しています。自分の家を破壊され、戦禍の中を逃げ惑った末に落ち着いた場所で、働く機会が得られなければ、安心して暮らすことはできません。避難先の国の税金で養ってもらおうなどと考えている難民の方は本当にいません。だとすると、言葉も習慣も違う国に定住し、文化の違いを乗り越えて暮らす覚悟を決めて目指す場所は、努力が報われる国でなければなりません。容姿や習慣の違い、外国訛りの日本語などのせいで差別や迫害を受けるようなことがあってはなりません。 私たちは、決死の覚悟で日本を目指す難民の方がいた時に、受け入れないということができるでしょうか?受け入れるとしたら、受け入れる私たちは、文化の違いを乗り越えることができるでしょうか?そのために何ができるでしょうか? みなさんの率直なご意見をお待ちしています。★木山議長の過去の円卓会議より・イラクの今、ご存知ですか?・国際支援、してますか?・復興支援。自分にできる事を続けていますか?
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