働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3400 開催期間 2016年07月15日- 07月22日
様々な投稿を有り難うございます! simasimaさんは、「人に自分の思いを話すと人に近づくスピードが上る」と思うとのことですが、本当にそのとおりです。私がネットワークについて考えるようになったのは1992-93年。当時、ITの先端の方々とのメーリングリストで、気付きました。 いろいろな人に情報を提供したり、質問をした人に丁寧に答えている人には、その人が困ったときに、周囲が助ける。ただ、情報を要求するばかりの人には誰も回答しない。それをきっかけに本を書いたのが「ギブ&ギブンの発想」(後の「自分が輝く7つの発想」)という本でした。自分の思いを人に話すというギブをすると、周囲はどんどんと近くに来てくれるのですよね。まず自分から。自分が与える、自分から提供するのが、先なのです。 mayupyonさんやmon蒼papaさんの事例は、職業等の垣根を越えるということ。今、まさに開催中の国際女性ビジネス会議もそうですが、「志が同じ」「前向きである」などが一緒であれば、職業や年齢等を超えて、力強く繋がることができますね。 例えば、あきんぼさんは、ネットワークというテーマですが、社内とのつながりを投稿されているかと思いますし、せいらさんは、インターネットでのことを投稿されているように思いますが、「ネットワーク」とは人生で出会う様々な人と、どのように関わるか、その関わりによって前進するか、ということです。 kkoさんは、海外から。どちらの国でしょうか。本を読んでいただいたとのこと、有り難うございます。 では、ネットワークについて、すこし解説というか、私の考えを書きますね。ネットワークとは、人と繋がり、互いに役に立ち合い、前進する、という意味です。 私のように「超前向き」の人も、自分を成長させて、いい仕事をし続けるためには、いい仲間や先輩、後輩と巡り会うことが大切です。その人たちと話したり、考えたりすることで、自分の思考の幅も広がるのです。 日本語では、仲間が多い人に対して「あの人は顔が広い」とか「すごい人脈を持っている」などと表現しますが、実際には、ただその人を知っているのではないはずです。ただ知っているとか、名刺交換をしたことがある、というだけでは、顔が広いとか人脈にはならない。その相手との信頼関係が成り立っていないと、人とのつながりは、力にならないのです。 信頼があれば、困った時に力を貸してくれるだろうし、相手が困った時に相談に来ることでしょう。日常の中でも、様々な情報や意見を交換して、互いに前に進む道を開いていく仲間となれるのです。この信頼を育てた上で相手とよい貢献関係にあることを「ネットがワークしている」=繋がったことが機能している、ということになります。 では、どうなると信頼が高まるのでしょうか。 それが、simasimaさんにお伝えしたように、「最初に自分から相手の役に立つことをする」ということなのです。 ネットをワークさせる、というのは、お互いに知り合ったことが良かったと思えるように、互いに相手のために動くことであり、分かち合うことです。それを、自分が先にしてあげれば、相手との距離は縮まります。相手のために、相手がのぞむ行動をすることで、広がりが出る。初めてネットが、ワークする瞬間です。 では、お尋ねします。皆さんは、初対面の人との関わりで、その人との信頼をつくるために工夫していることなどありますか。名刺交換をした後にしていることや、会に参加した時に意識していることなどありますか。出会いをつくるためにしていることや、最初の出会いの後にしていることなど、教えてください。 もはよしえさんは、海外から今日の国際女性ビジネス会議に出席されているのですね! 今日の会場でどんな行動をとっているのか。今日の出会い、名刺交換等の後、どうしようと思っているのかなど、お聞かせください。 皆さんの体験をお待ちしています。 ネットワークとは何か、そして、その作り方、深め方を考えていきたいと思います。★関連サイト・国際女性ビジネス会議とは?・第21回 国際女性ビジネス会議 公式サイト★佐々木議長の過去の円卓会議より・自分の仕事能力。何をどう伸ばせばいいか、わかっていますか?・「ダイバーシティ」、理解していますか?・女性の集まる会議、参加していますか?
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