働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3483 開催期間 2018年03月02日- 03月09日
1日目の時点で、YESの回答率、80パーセント以上ですね。着実にこの国際デーの認知が広がっていることに手ごたえを感じています。先日も国連システムの中で女性のエンパワーメントを担うUN Women との協働で、ピコ太郎さんがPPAPのジェンダー平等版を公開してくださいました。 でかぽんさん、めぐっちさんが成り立ちを知らないとおっしゃっていますが、北米とヨーロッパ全域で20世紀初頭に起こった、女性を巻き込んだ労働運動に端を発したもので、女性への差別撤廃と地位の向上のために声をあげてきた人たちの思いが詰まった記念日 なんですよ。あさーかすさんのおっしゃる通り、メディアの果たす役割が大きいですね。朝日新聞がDear Girlsという特集を組んで、各界の方々からのメッセージを届けていますよ。 国際女性デーやジェンダー平等について認知は広がってきましたが、足元の現実はどうでしょうか? unagiさんが指摘してくださったように、ダボス会議を主催する世界経済フォーラムが毎年秋に発表している「ジェンダー・ギャップ指数」で、ここ数年日本のランキングは下がる一方で、最新では144ヶ国中114位となっていることは、皆さんもお聞きになったことと思います。でも、少しずつではありますが、改善も見られます。 総務省の最新の労働力調査によると、2017年の女性の労働力率は69.4%と過去最高を記録し、2012年以降6ポイント上昇して2016年にはアメリカ・フランスを上回っています。さらに、女性が出産や育児によって職を離れることで30代を中心に働く人が減る「M字カーブ減少」が緩和されつつあるとともに、2017年は前年に比べて女性の非正規社員が3万人減って正規職員が4万人増えています。しかしながら、決定権を持つ役員レベルでの女性比率ではどうかと言うと、上場企業において2012年の1.6パーセントから2017年の3.4パーセントと5年間で倍以上に増加していますが、政府目標の「2020年に10パーセント」にはまだまだです。 政治については、昨年秋の衆議院議員選挙で候補者・当選者に占める女性の割合はそれぞれ17.7パーセント・10.1パーセントでしたが、これは、戦後の衆院選で、候補者については過去最高、そして当選者では過去2番目に高い比率でした。でも、政府が目指す国政選挙候補者の女性比率を「2020年までに3割に」にはまだまだですし、国際的にも下院(衆議院)における女性議員比率のランキングで157位です。内閣府の男女共同参画局が「見える化」しようと、地方議会の状況も含めて「女性の政治参画マップ」をウェブサイトで公開していますので、皆さんがお住いの都道府県ではどのようになっているのか、リアリティーチェックしてみることをお勧めします。 そこで皆さんにおたずねします。こうしたポジティブな動きの芽を確かなものにするために、どんな努力がさらに必要か、皆さんのアイデアをお待ちしています。★3/8(木)、国際女性デーのイベントに根本かおるさんが登壇します!女性のためのライフデザインセミナー <渋谷ヒカリエ>『HAPPY WOMAN FESTA SHIBUYA 2018』 <恵比寿ガーデンプレイス>『HAPPY WOMAN FESTA YEBISU 2018』★根本議長の過去の円卓会議より・国際平和デー、知っていますか?・国際女性デー、知っていましたか?(2017年)・「SDGs」に取り組んでいますか?
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