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会議番号:3224 開催期間 2013年03月22日- 03月29日
いぬいるかさんのコメントには、ちょっと誤解があるのではないかと思います。日銀が金融を緩和することと、国が国債を発行して借金を後代につけ回すことは、同じではありません。ただ金融の量的緩和という場合、銀行から国債を購入するので、それによって銀行は国債を買い増す余力ができて、国がどんどん国債を発行するということになると、おっしゃるように「その先」が不安になります。 さて新日銀総裁に期待すると答えた方が4人に3人ということですね。今まで日銀総裁の支持率なんて話題になったことがないので、比較はできませんが、黒田新総裁ほど話題になった日銀総裁はいないのではないでしょうか。 「やれることはすべてやる」、確かにデフレからの脱却に関する限り、それは正しい発言なのかもしれません。少なくともこうした発言によって、マーケットが望ましい方向に(為替が安くなり、株が高くなる)動いていることは事実です。ただこれも為替がいくらだったら「妥当」なのかは一概に言えません。安くなりすぎれば、輸入するエネルギー、石油やガスの価格が高くなります。しかしどこからが「安すぎる」のかは言えないのです。 ただ物価がどうなるかは、そう簡単には言えません。円が安くなると輸入品の価格が上がりますから、その分、消費者物価は上がるかもしれませんが、需要がついていかないと、円高になればまた物価下落のトレンドに戻ってしまうかもしれないのです。最終的にデフレから脱却するためには、やはり需要をどこまで持ち上げることができるかにかかるでしょう。それが成長戦略ということになります。 黒田新総裁は今はアドバルーンを上げるような発言ができますが、物価が上がってくると心配なこともあります。物価と金利の間には基本的に正の相関関係があります。つまり物価が上がれば金利も上昇します。金利が上昇すると国や地方公共団体の借金の利払いも増えます。それに備えて、国も地方公共団体も借金減らしをしなければなりませんが、税収が上がらない状態ではなかなか借金も減らないのです。 さて皆さんにお尋ねします。黒田日銀の最大の目標は「デフレからの脱却」です。日本はかれこれ20年近く物価が上がらない(むしろ下がる)状態が続いています。消費者の立場から言えば、物価が安くなるほうがありがたいと考える人もいます。だったら無理矢理デフレから脱却しなくてもいいのではないか、そう考える人も少なくありません。皆さんは、デフレについてどのようにお考えですか。 ☆こちらもご覧ください〜藤田議長の過去の円卓会議より◆「安倍首相」に期待しますか?◆「民意」って「正しい」のでしょうか?◆日本を前進させる政党、選びましたか?
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