働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3259 開催期間 2013年09月20日- 09月27日
たしかに汚染水というか福島第一原発全体をどうするか、世界中が注目しています。 そして世界で初めて日本が対応しなければならない問題が二つあると思います。原発事故処理と高齢化社会です。 原発事故処理は本当にunder controlかどうかよりも、東電や国、ひいては日本がリスク管理をいかに行うかということが問題の核心だと思います。何事につけ後手後手に回るのは、リスクの考え方という体質の問題です。ロンドンオリンピックでは、テロに対応するために地対空ミサイルまで配備しました。日本はどうするのでしょうか。 もう一つの課題は日本社会の構造です。1964年のオリンピックは日本が高度成長に向かうまっただ中でした。人口も増えており、団塊の世代が労働市場に入っていく直前でした。今度は違います。高齢化、人口減少が進み、そういう中でオリンピックの新しい形を探さなければなりません。選手村の跡地利用のビジョンも、将来をどう考えるかという哲学が必要です。 高齢者や障害者はもちろん、外国人や誰にとっても、分かりやすく行動しやすい、暮らしやすい社会の形を提示することが必要でしょう。そういった社会に相応しい形でオリンピックを行うにはどうしたらいいのか。それこそみんなで考えなければいけないと思います。 それが日本のプレゼンスを上げることにつながるのではないでしょうか。世界各国、とりわけ先進国がこれから直面する社会構造の変化のモデルになることだと思います。 さてオリンピックのプレゼンでは「お・も・て・な・し」が話題になりましたが、皆さんは「おもてなし」というのはどういうことだと考えておられますか?◆藤田議長の過去の円卓会議より・参院選、あなたの期待通りですか?・アベノミクス、まだ期待できますか?・GDP3位転落はショックですか?
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