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会議番号:3268 開催期間 2013年11月08日- 05月09日
unagiさんが言われるように、誰のための「秘密保護」なのかということはとても大事な論点です。その秘密指定が妥当かどうか、それを多くの人が関わって(つまりは民主主義的に)決めるのはナンセンスです。多くの人の目に触れれば触れるほど、秘密は漏れやすくなります。ですからごく少数の当事者で決めなければなりません。 しかし後になって、あの特定秘密指定が妥当だったのかどうか問われなければならないと思います。別に問うということでなくても、公開が原則にならなければいけないと思うのです。妥当でなかったとしてもそれで誰かを罰するということにはならないでしょうが、当時の政権政党にとってばつの悪い話であることは間違いないでしょう。内容次第では政権が揺らぐこともあるかもしれません。 日本は割に情報にルーズかもしれないけど、もっと驚くのは閣議の議事録がなかったということのほうです。議事録を取ると自由な議論ができないなどと言う人がいますが、それは屁理屈にすぎません。国の政策決定という1億3000万人の命を預かる指導者たちが、議事録なしに、すなわち後の世の検証を受けることなく物事を決めていいはずはないのです。原発事故対応でも民主党の菅政権は記録を取っていませんでした。録音さえしておけば済むのに、それもしていなかったのです。 現在の案でも最初に5年以内と指定され、それから5年を超えない範囲で行政機関の長が延長できるようになっています。そして30年後にさらに延長するときは内閣の承認が必要という案です。ただ現実的に、何万件とある秘密を精査してさらに秘密にすることが必要かどうかを判断するというのは難しいかもしれません。 さて皆さんにお尋ねします。たとえば防衛秘密、あるいは外交秘密というものをそもそもどう考えますか? 認めるか、それとも政府はいっさい秘密を持ってはいけない、国民から要求があればどんな情報でも出すほうがよいと考えますか。いろいろ想定されるケースがあると思いますが、皆さんのご意見をお待ちしております。★藤田議長の過去の円卓会議より・東京五輪、日本のプレゼンスは上がりますか?・参院選、あなたの期待通りですか?・アベノミクス、まだ期待できますか?
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