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会議番号:3276 開催期間 2014年01月31日- 02月07日
私たちは地方自治体にいったい何を期待しているのでしょう。皆さんが住んでいる地域の基礎自治体(区や市、町、村で地方議会があり、首長選挙があるところです)は、さまざまな行政サービスを担っています。それは要するに私たちの生活を支えるためのサービスです。都道府県はその意味では私たち住民に密着した行政組織ではありませんが、国よりははるかに住民に近い行政組織です。 私たちが知事に期待するのは、東京という地域をどうするのかということでしょう。たとえば2030年ごろには東京は老人難民にあふれるという警告があります。かつての高度成長時代を支えてきた人々が独居老人などになって公営住宅に住んでおられます。そういった人々をどうするのか、それは基礎自治体である区や市、町の手に余る話です。それこそ東京都というより大きな組織の出番です。 ではどの範囲まで東京都は国に口を出せるのでしょうか。石原元知事は尖閣諸島を東京都が買ってそこに船だまりを建設すると宣言をし、当時の民主党・野田政権が中国との関係悪化を「恐れて」国有化しました。そして中国が尖閣を理由にさまざまな嫌がらせを仕掛ける口実を与えました。もともと火をつけたのは石原さんで、猪瀬さんも募金を集めたりして活動しましたが、対中関係を悪化させたことにはすっかり口をつぐんでしまいました。石原さんがいかに個人的には勇ましいことを言っても、そこは都知事ですから、何の責任も取れなかったはずです。 さて皆さんにお尋ねします。もう少し自分の生活に引き寄せたところで、都知事に何を要求したいですか。医療や介護、保育所や子育てにからんでどんなことを東京都知事にしてほしいとお考えですか。「福祉」を強化すると主張する候補者もいますが、今は東京は財政的に豊かだと思いますが、だんだんそんなことも言っていられなくなるでしょう。そうすると政策に優先順位をつけなければなりません。 インフラの改善? オリンピック・パラリンピックの成功? 耐震化の推進? 待機児童の解消?あなたにとって、いちばん大事な政策、そして2番目に大事な政策とは何ですか。*イー・ウーマン編集担当から 投稿のルール「I statement」を守り、自分の投稿に「私は」を入れ、自分のことだけに限定して投稿してください。 特に選挙に関する円卓会議ですので、各自が自分自身で考え、選んでいただくために、掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。 「I statement」とは、コチラをお読みください。★藤田議長の過去の円卓会議より・東京五輪、日本のプレゼンスは上がりますか?(2013年9月)・東京都による尖閣諸島買収構想に賛成ですか?(2012年4月)・東京都に期待していますか? (2011年4月)
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