イー・ウーマン（ewoman）

故意ではない部分のフェアプレイ（ラビット・東京都・35）

人として当たり前にフェアプレイをしながら仕事をしていますが、一番怖いのは気づかずにフェアプレイをしていないこと。データを解析するときに、更新されていないデータをそのまま次の解析に回してしまったり……。こういう「故意ではない部分」のフェアプレイを心掛けています。公平かどうかを、いちいち立ち止まりながら確認しています。理想は何も考えずにフェアプレイができるといいですけどね……。

相手に嘘をつかないこと！（シンゴパパ・静岡県・47）

自分にとって仕事でのフェアプレイとは、法律遵守は大前提として、 「相手に嘘をつかない」 ことです。 嘘をついて一時的に利益を得ても、いつかはバレます。一度失った信用は取り戻すのが大変。もちろん競争相手もいますから、すべてをさらけ出してお腹をみせることは難しいですが、与えられた環境の中で最大限のパフォーマンスを出してアウトプットを出し続ける。そのためには、相手に信用して認めて頂くこと。だからこそ、嘘はつけないのです。

仲間の成果を認めること（Ａ６Ｍ２・愛知県・57）

私は会社勤めの人間です。会社員が純粋に単独で仕事をすることはあり得ません。必ず職場の仲間・関連部署・社外の取引先等のサポートを受けています。そこを素直に認め、感謝して、自分だけの成功物語にしないこと、これがわたくしのフェアプレイです。

ユーザー目線がフェアプレイ（まおにゃん・茨城県・51）

仕事を進める上で私が一番大切にしたいのは「ユーザーにとってどうか？」ということです。開発している製品をユーザーが使用した時に不都合はないか、どうしたら使いやすいかを考えながら仕事をしていくと、自然に進むべき正しい道が見えて来ます。このことを忘れて進むと、いつかは必ずクレームとなって返ってくるように思います。また、きちんとユーザーのことを考えた仕事では仮にクレームが来ても、納得の行く説明ができます。ユーザー目線で仕事をすることが私のフェアプレイです。

仕事は常に相手を考えてする（にしひがし・茨城県・42）

仕事は、一人でするものも、複数でするものも、受け取り手（相手）あってのこと。それを意識して相手が本当に必要とするものを提供する努力をしています。仕事に個人的な感情をいれません。

倫理と法は守りつつ成果を上げる（yucci1・東京都・40）

フェアプレイはスポーツなど厳格なルールの中では定義しやすいですが、仕事などルールがあって無いようなことを進める中でのフェアプレイの定義は、立場が違えばフェアプレイかどうかの判断は変わるため。私は、大事なのは倫理から外れてない、イリーガルなことをしていないかどうか。に限ると思っています。

YESの方が９割以上という投票結果！　様々な視点での投稿、ありがとうございました。
 
仕事でのフェアプレイとは、
 
「相手に嘘をつかないこと」（シンゴパパさん）
「仲間の成果を認めること」（Ａ６Ｍ２さん）
「ユーザー目線がフェアプレイ」（まおにゃんさん）
 
など。日々の仕事で、当たり前に（ラビットさん）相手を考えて（にしひがしさん）フェアプレイを実践していらっしゃる様子が目に浮かびます。
 
また、ＮＯのyucci1さんは
「立場が違えばフェアプレイかどうかの判断は変わる」という貴重な視点を示してくださいました。
 
様々な利害関係者と多様な価値観が絡み合っているビジネス現場では、何がフェアで、何がフェアでないのか、グレーゾーンで判断に迷うことが少なくありません。そこで、適切な答えを探していくには、一人ひとりの判断軸が大切になってきます。
 
みなさんの投稿から、「フェアプレイ」は、単にルールの範囲内でプレイすることだけでなく、自分の意思で判断し行動することであることが分かりました。
 
あなたは判断に迷った時、何を拠り所にしていますか？
あなたのフェアプレイで、影響を受けているのはどんな関係者（ステークホルダー）でしょうか？
 
仕事でのフェアプレイについて、もう少し広く、深く議論を進めていきましょう。
 
あなたは、仕事でフェアプレイしていますか？

皆さんの投稿をお待ちしています。


★村松議長の過去の円卓会議より
・仕事仲間と「倫理観が違う」と感じたことがありますか？
・倫理研修、受けたことがありますか？
・人権週間。あなたの人権は組織の中で守られていますか？

• 2014.06.16
• 村松邦子 株式会社ウェルネス・システム研究所　代表取締役、公益社団法人　日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）参与、NPO法人GEWEL（ジュエル）代表理事