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会議番号:3320 開催期間 2014年11月28日- 12月05日
日本を訪れる外国人の数は1980年代あたりから急速に増えてきました。法務省の統計では2013年には、1年間に日本に入国した外国人の総数がついに1千万人を超えました。そのうちの過半数は中国、台湾、韓国という東アジアの国々からの人が占めます。けれでも、イスラム圏、上座仏教圏から来る外国人も確実に増えています。イスラム教徒もおそらく30万人を超えるでしょう。 東アジアの国々には日本と類似した宗教文化があり、観光客に接する場合などでも、宗教の違いについてそれほど意識する必要はなかったと思います。しかし東南アジアや南アジア、さらには中東からの訪問者が増えると、これまでとは違い、宗教文化の違い、宗教に関する習慣の違いといったことに、注意を払う必要性が増すことになります。 とりわけ東南アジアは国ごとに宗教が大きく異なります。国によって主たる宗教がイスラム教、上座仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、大乗仏教などと異なります。イスラム教であると、食べ物や衣服、その他に関してすべてのムスリムが大事にしている戒律があります。またヒンドゥー教の場合、カーストが高いほどベジタリアンになる傾向があります。 2020年には東京オリンピック開催が予定されています。日本を訪れる外国人の数が増加する傾向は今後も続くと思われます。当然今まで日本人にあまりなじみのなかったような宗教を信じている外国人と接する機会も増えることになります。 では皆さんはこうした最近の変化にどれくらい対応しようとしていますか。職業等によって差はあるかと思いますが、 「多様な宗教の習慣を基本的には理解しているつもりかどうか」をお答えください。同時にこれに関して自分で心がけていることや、抱いている疑問などがありましたら、自由にご意見をください。 ★井上議長の過去の円卓会議より・外国人とのつきあい、宗教について意識しますか?・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか?・式年遷宮の年、伊勢神宮に参拝したいですか?
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