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会議番号:3325 開催期間 2015年01月16日- 01月23日
イスラム教もいろんな顔をもっていることに気付いておられる意見が多いですね。 イスラム教徒(ムスリム)の生活は地域ごとにけっこう異なります。 (walk714)さんは、エジプトとマレーシアなど東南アジアとでは、ムスリムの女性の生き方が違うことに触れています。なお女性のムスリムには女性形のムスリマという表現を使うこともあります。 (閑人)さんも、インドネシアとパキスタンの違いについて触れています。戒律の実践のし方にしても、中東のムスリムと東南アジアのムスリムとではかなり違います。ムスリマがかぶるヴェールも中東ではニカブという目だけ出すスタイルが目立ちますが、東南アジアには日本人にとってのスカーフの感覚に近いものもあります。カラフルでファッション性が感じられたりします。 中東でもトルコは政教分離の国ですので、戒律からの自由度は大きくなります。 だいぶ前ですが、イスラム圏のモロッコから来た記者のインタビューを受けたことがあります。余談のとき彼がサウジアラビアは怖くて行けませんと語ったことが印象的でした。女性にウィンクしただけで逮捕されそうだからというのが彼の説明でした。 ところで、今話題の「イスラム国」はシリア北部からイラク中部にかけて支配権を広げている組織のことです。昨年前半まで「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」と名乗っていた組織が改称したものです。 したがってイスラム諸国の意味ではありません。これがイスラム教の代表のように思われるのを嫌って、国によっては、報道に際して「イスラム国」という名称を用いないところもあります。 イスラム教のことを少し深く考えていこうとすると、イスラム教をひとくくりにするのは、とても問題が大きいことに気づきます。 では、地域的な違いのほかに、あなたはどのようなことに留意しているか、またはこれから留意したいことを教えてください。ムスリムと接する場合とか、イスラム教についての報道に接する場合などを想定して、ご意見をいただきたいと思います。★井上議長の過去の円卓会議より・外国人観光客増加。多様な宗教の習慣、理解していますか?・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか?・外国人とのつきあい、宗教について意識しますか?
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