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会議番号:3347 開催期間 2015年06月05日- 06月12日
集団的自衛権に対してNOが圧倒的多数という結果になりました。皆さんの反応は今の世相を反映したものと言えるでしょう。先週は、与党が国会で参考人に呼んだ憲法学者でさえ集団的自衛権の行使容認は「違憲」であると発言したことが話題になりましたが、そのことも一つの「空気」になっているのかも知れません。 しかし、この問題を単にYES/NOで判断してもいいのか。それが、一回目のこの設問の僕の真意だったのですが、皆様のご回答は、YESでもNOでも、その問題意識が感じられ、たいへん興味深く読ませていただきました。 集団的自衛権の行使を火事で例えましたが、隣接する隣家の家族の消火活動を手伝うのは至極当然の事と言わざるを得ませんね。でも、屈強な家主がやっている重いバケツを一緒に火の中に入って持つことだけがお手伝いの方法なのか。 それとも、動転する家主に代わって、消防署に的確に連絡したり、消防車の誘導をしたり、家主の子どもたちの安全を確保したりすることなのか。お手伝いの方法にも色々あるはずです。身の丈に合ったやり方が。 火事の原因が放火だとしたら、放火犯が近づけない"ご近所"をつくることは大切ですね。投稿で複数の方があげていた「抑止」ですね。それは防犯カメラを張り巡らせることなのか。それとも、チョット諍いのあったお隣さんでも防犯という共通な目標のために和解して、自分のためと、みんなのためが、同様に感じられるようなコミュニティをつくることなのか。 抑止力とは、「敵が攻撃したら、それによってこちらが被る被害より大きな被害をこちらの反撃によって敵が被るであろうことを分からせる力」ですね。一方で、こうやって抑止力を高めていくと、当然相手も同じことを考えやるわけで、こうして双方の軍備が無制限に高まってゆくことを「安全保障のジレンマ」というのですが、抑止とは未来に備えるという意味で、防災に似ている部分があります。つまり、地震や津波のように実際に起きた、もしくは起きるべく具体的な災害、つまり「脅威」を想定して、それに備えるということですね。 ここで質問です。皆様が考える日本の安全保障が想定しなければならない「脅威」とは何でしょうか? そう考える理由も含めて投稿してください。★伊勢崎議長の過去の円卓会議より・日本国憲法第9条の「改正」に賛成ですか?・自衛隊の“対テロ”協力、支持しますか?・アフガン支援「50億ドル」、支持しますか?★伊勢崎議長と佐々木かをりの「ウィンウィン対談」も、ぜひお読みください!「紛争解決のために、日本ができること 〜平和外交は、まず相手を理解する事から始まります」
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