働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3399 開催期間 2016年07月08日- 07月15日
今回の円卓会議のテーマは、「朝からしっかり声が出ていますか」です。早速、様々な内容の投稿をお寄せいただき、どうもありがとうございます。 一回目の集計では、Yesが48%、Noが52%。皆さんと共有する情報として参考になるものが多く、私の予想を上回る内容に関心の高さがうかがえます。私も初回からモチベーションが高くなりました。 (1)起床後すぐに鏡に向かって顔エクササイズ、そして声を出す。家族で会話を心がけ、近所の方と朝の挨拶。のどがつかえやすかったが、改善し、声がスムーズに出せるようになった。(みもざさん) ⇒素晴らしい!花まるを差し上げます。顔の筋肉を動かすと血行が良くなり、脳の働きも促します。会話や挨拶も発声の準備体操となり、声帯への負担なく声が出しやすくなっていると思えます。急に声を出すと声帯に負担がかかります。顔や口回りの筋肉、それに身体も動かすことが発声には効果的です。 ⇒いのくちさんやayaPaさん、すーにーさんも実践されていますが、周囲の人にきちんと聞こえるように明るく元気に「おはようございます」と挨拶することは、口先ではなくお腹から声を出すことになり、身体全体を使った発声につながります。 白湯を飲むことで喉を温める、喉を乾燥させないということも、喉に負担をかけない予防になりますね。 (2)NOBUさんの日々の実践には脱帽です。仕事の始動3時間前に起床。歩いたり筋トレ、という習慣は、参考になりますね。頭の回転もよくなり一日元気に過ごせるというコメントは、納得です。 ⇒起床後身体の感覚、脳を再稼働するには少なくとも2時間は必要といわれます。トップアスリートたちは、身体の微妙な感覚を目覚めさせるために、試合当日は4~5時間前には起床するそうですが、声に関しても身体のコンディションは重要です。 また、NOBUさんは声のための筋トレではないとおっしゃっていますが、足や胸郭回り、背中、首などの筋肉は呼吸や発声にかかわっていますから、衰えないように動かすことは有効です。 (3)Noの投稿にも、身近にできることを実践されている方がいます。早起きの大切さに気付いているanastasiayanoさん。のどのケアを心がけているというn・danさん。声がかすれる実感があるというkkoさん、本の虫さん。自分の状況、コンディションを知っておくことは大切です。 声がかすれることにはいくつか原因があると思いますが、長くしゃべる、大声を出すなど使いすぎのケースの場合、のどに力が入る、締め付けるような発声になっていませんか? また、普段あまりしゃべらなかったり、身体を動かしていないところで急にたくさんしゃべると、呼吸が上手くいかなかったり、浅くなったりします。声帯も筋肉ですから、年齢が高くなると弾力がなくなり、声帯への負担がかかり、かすれ声やのどがひっかかるようになったりします。個々違いますので、のどのトラブルがある場合もありますから、ここでは一般的なケースを紹介するだけにします。 朝は健康な人でも声が出しにくいものです。まずは身体を目覚めさせるために、簡単な体操を実践してください。数分でかまいません。 (1)呼吸を止めないようにして、腕を上に挙げて肋骨や腰のあたりまで脇を伸ばす。首を前や横にゆっくり倒してストレッチする。 (2)腕を前に組み、背骨を少し丸めて突き出すようする。 (3)腕を後ろに組みなおし、胸と肩を開くようにしてみて下さい。 発声は、急に声を出さないように、徐々に声を出すようにしてみて下さい。 声は身体が楽器ですので、身体への日々の意識が必要です。そこで次回は、自分の身体、声の健康度チェック法を教えてください。日々の健康度を、どのように確認なさっていますか?特に声のコンディションがよくない時には、どのようになさっているでしょうか?毎日心がけていることも引き続き、教えてください。皆さんの投稿をお待ちしております。★菅家議長の過去の円卓会議より・あなたの声、信頼される声ですか?・自分が話している時の顔を、見たことがありますか?・あなたの声、仕事での信頼を高めていますか?
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