働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3416 開催期間 2016年11月11日- 11月17日
「アメリカのリベラルな国というイメージが大きく崩れた」(fumyさん)、「政治未経験者がいきなり大統領」(shachikさん)、「人間としてどうかなと思われる人を大統領に選んだ」(いーちゃんさん)など、驚きや落胆の声が寄せられました。 女性大統領を阻む「ガラスの天井」という私の見方には、それよりも、「現状に不満足だったから」(coco1928さん)という理由であり、「国民が事態打開を望んだ結果」(fumyさん)と考えるべきだという意見が出されました。たしかに米国が抱える閉塞状況は深刻で、今回の選挙戦に関与した共和党の経営者がトランプ旋風の背景として「若者が未来に希望を持てなくなった」ことを挙げていたことを思い出しました。「何かが国民に必要とされた結果」(n.danさん)との指摘もありましたが、その「何か」は、規制秩序からは出て来ない閉塞の壁の破壊でしょう。 さて、私たちにとって気になるのは、トランプ政権がどんな対日要求を出してくるか、ということです。TPP路線を転換するということは、日本の農民への温情どころか、あれでは手ぬるいということでしょう。二国間交渉で、牛肉や豚肉の関税をもっと下げろ、コメの特別扱いはしない、いやなら日本車の関税を引き上げるぞ、といった1980年代の日米貿易摩擦の再現になるかもしれません。 そうはさせじと、日米のパートナーシップは東アジア安定の要、などと持ちかけても、ビジネスライクでディールしようという答えが返ってきそうです。「粘り強く交渉し、最悪の場合の準備をする」(ayako777)、「yes/noのはっきり言える国にならないと」(しろえちゃん)、「遠慮せずに理路整然と主張」(いーちゃんさん)といった決意が必要な時がきたということです。 それには「対米従属」と揶揄されるようなこれまでの姿勢を改めることが大事で、「国際的自立ということの一歩」(Jerrybさん)の機会ということになります。そこで、考えなければならないのは「自立」の中身です。東アジアの繁栄と安定という目標を設定した場合、どんな政策が日本にとって好ましい「自立」となるのか、みなさんの意見をお聞かせください。★高成田議長の過去の円卓会議より・消費増税延期。安倍総理、信頼できますか?・中国と台湾の握手。これからの日中台の関係、気になりますか?・東北の復興支援、続けていますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.