働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3435 開催期間 2017年04月14日- 04月21日
たくさんの投票とコメントをいただき、ありがとうございます。 「YES」とされた方が約7割。働く女性にとって「在宅勤務」はやはりワークライフバランスのためにも大切な働き方であることをあらためて感じます。 でも、同じ質問を、働く男性にすると、おそらくパーセンテージは、逆になると私は予想しています。理由は「必要性を感じていない」男性が多いから。とはいえ、これからの時代、子育てや親の介護に、男性も関わらなくてはいけなくなります。 今回、あえて、在宅勤務を希望するかどうかというシンプルな質問をしたのは、必要性を感じている女性であっても、課題に感じることをあぶり出し、その解決法をさぐるためです。 YESとお答えいただいた『子どもが小さくて体調を崩しがちなとき』(ナカサワさん)、『4月から子どもが学童保育の対象外』(おがわさん)、『同居姑の在宅介護』(けろまりさん)、『急な病気で会社をしばらく休職』(maririさん)と、在宅勤務をする必要性をあらためて感じますね。 そして、『中堅社員の介護離職率の激増と、転勤辞令をきっかけにした退職者の激増』(lailaさん)で、企業が動き出していることがよくわかります。 ただ、YESだけど『完全に在宅勤務したいとは思いません。』(Zonnetjeさん)の言葉も気になりますね。 一方、NOでは「気持ちの切り替え」を理由とする声が多いようです。『場所が変わることで、仕事と仕事以外の気持ちが切り替わる』(Nahoさん)。『外に出ることでうまくオンオフの切り替えができている』(banananさん)。さらには、『家に仕事を持ち込みたくありません。』(puniさん)というのも、正直なメッセージでしょう。 私は、みなさんのメッセージを読んで、在宅勤務は「必要性があればしたい」が、「必要性が無ければ、あえては・・・」という、印象を受けずにはいられませんでした。でも、「在宅勤務」は、「会社に行きにくい状態なので、仕方なく家で仕事をする」ためではないと私は思っています。 「会社のほうが仕事がしやすい」「会社のほうが気持ちが切り替えやすい」「会社のほうがコミュニケーションをとりやすい」「会社のほうが・・・」 男性だけでなく、女性も含め、多くの働き手が、仕事をするのは「会社」が基本、「自宅」はあくまでも"サブ"の場所と思っていると、働き手がどんどん減り、制約社員(子育て・介護)が増える日本は、とても大変なことになります。 「在宅勤務は当たり前の働き方」になるには、何が必要か。このテーマについて、もう少し掘り下げていきたいと思い、次回に向けて、質問します。 「みなさんは、どうして毎日、会社に行くのですか?」 在宅勤務をしたい方(YES)も、したくない方(NO)も、その理由をあらためて考えながら、今一度、在宅勤務について議論してみましょう。 すでに在宅勤務をしている方も、会社に行くことの必要性について考えてみてください。 みなさんの積極的な意見をお待ちしています。★田澤議長の過去の円卓会議より・「テレワーク」の正しい意味、知っていましたか?・在宅勤務でも、自己管理できますか?・会社命令があれば、1カ月在宅勤務できますか?
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