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会議番号:3447 開催期間 2017年07月21日- 07月28日
かなり厳しいご意見が多いですね。改造して支持率が回復しなければ、安倍首相はどうするのでしょうか。いかに選挙に強い(国政選挙では4連勝)とはいえ、現在の巨大与党の座を捨てることになりかねない総選挙に踏み切るでしょうか。安倍首相が本気でやりたいと思っているのは、憲法の改正ですが、総選挙によってむしろ改正への道は閉ざされてしまうかもしれないのです。 23日に行われた仙台市長選挙では、自公系候補が敗れ、民進・共産など野党4党が支援する郡和子(こおりかずこ)候補が勝ちました。投票率が前回よりは14ポイント以上も上がったということですから、無党派層がかなり郡候補に流れたということでしょう。同じように注目されるのが30日に投開票される横浜市長選挙です。現職の林市長は3回目の立候補になりますが、ここでの大きな争点はカジノでしょう。もしここで自公が支援する林市長が敗れるようなことがあると、政治は一気に流動化するかもしれません。 ただ、安倍政権への逆風が強まった理由である稲田発言、豊田暴言、加計問題、森友問題、どれをとっても政策の問題ではありません。政策の問題とは、たとえば教育、子育て、貿易、農業、財政、防衛等々で各党の議論が交わされ、それを有権者が選ぶということだと思います。かつてのようなイデオロギーの時代だったら、何がなんでも自民党支持、何位がなんでも社会党(当時)支持ということもあったでしょうが、現在のような時代ではそれではあまりに硬直的になります。政策の大きな課題は、私は教育と財政だと思います。教育については高等教育の無償化を憲法に書き込むと安倍首相は主張しています。憲法に書き込む必要があるかどうかは議論のあるところでしょうが、貧困の再生産(親が貧困だと子どもも貧困になる確率が高い)を防ぐためには教育を充実させることが必要でしょう。その一方で、日本の財政はあまりにもいびつになっています。政府の借金がGDP(国内総生産)の2倍というのは、世界でも最悪なのです。しかしこの問題に関して安倍政権はまったく積極的ではありません。最近、2020年に基礎的財政収支を黒字にするのは無理と内閣府が発表しました。それは増税を先延ばししてきたからです。 さてここで皆さんにお尋ねします。改造がどうなるかは別として、皆さんは現政権の政策をどう考えますか。それこそ政局だけではない政策の問題です。どんな政策に注目しますか。あるいはどんな政策が必要だと考えますか? 皆さんのお考えをお聞かせください。★藤田議長の過去の円卓会議より・憲法改正、十分に勉強できていますか?・日本の人口減少、心配ですか?・中国の南シナ海進出、脅威ですか?
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