働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3501 開催期間 2018年06月29日- 07月06日
1日目はNOが72%という投票結果でしたが、「良い」方法ではないかもしれないが提案はある、ということで、YESの方もNOの方も投稿してくださいました。アイデアはどんなものでもいいので、どんどんシェアしてくださいね。 「まず会社の姿勢を示すことから」(pagi・東京都・54歳)というのは本当にその通りですね。まずはトップから「セクハラをゼロにしよう」と宣言してほしいです。いくら対策を充実させても、結局のところ「どうせ本気じゃないんでしょう?」というところが透けて見えてしまうと、結局「有名無実化してしまう」というご指摘です。そして「対応されることへの安心感が重要ですね」 セクハラ対策について取材をしたいと思っても、ちゃんとやっている企業でも「対策をしているというと、セクハラが多い企業と思われる」と及び腰です。これは働き方改革の残業対策と似ています。以前は「長時間労働是正をしている」というとブラック企業と思われるからか、開示してくれる企業は少なかったのです。しかし残業上限が法律になり、働き方改革という言葉が浸透してから積極的に取材に応じてくれる企業が増えました。セクハラも「対策をしている。相談もあり、懲戒もある」ことを公にしたほうが、多くの学生がきてくれる…こういう意識になってほしいですね。 「リボンプロジェクト」も提案していただきました。(真打ち・栃木県・48歳) いわゆるピンバッジですね。実は私たちは#metooを支える#WeTooという活動をやっています。ピンバッジやステッカーもあるので、ぜひ下記から見てみてくださいね。ピンバッジは「①視覚的な抑止力にする。②他者にバッジの意味を問われ、説明の度に(セクハラはいけないことだ)と、自分や相手の心に刻まれる」とのことです。 「明確なルール作りを」(DiamondBar・東京都・49歳)という提案もありました。セクハラの話をするときに「個人によって受け止め方が違う」と個人の問題としてしまうと議論がとまります。これはセクハラについての知識はレベル1ぐらいですね。グローバルでは法制化している国もあるので、「これがセクハラ」という明確な基準があります。 日本では今明確な法的な基準がないので、会社で細かく作ってしまうという手があります。 以前書いたように「おつかれさまの肩もみであってもボディタッチはNG」などガイドラインを作ったほうが、日本人は楽かもしれません。 最近大手動画配信のネットフリックスが「5秒以上見つめたらNG」「1回食事に誘って断られたら、2回目を誘ったらセクハラ」など非常に厳しいセクハラ基準を出しました。驚きの厳しさですが、米企業のセクハラでの損失は15億円と言われるぐらいですから、厳しくて当然かもしれませんね。 インテルのCEOが最近辞任したのですが、「2011年に導入された社内規則は従業員に対して、部下とのいかなる関係についても知り得た時点で報告するよう義務付けている」という規範に違反したからだそうです。このCEOは2013年に着任し株価を2倍超にしたほどの人物ですが、規定は規定。 さて、みなさんはそんな厳しい規定を作ったら「社内恋愛ができない」「女性と話せなくなる」などの弊害があると思いますか?または「いっそ決めてくれた方が良い」のでしょうか? 決めるとしたらどんなものがいいでしょうね? ひきつづき、良いアイデアお待ちしています。★白河議長の過去の円卓会議より・セクハラを会社に報告したこと、ありますか?・あなたの会社の働き方改革、うまくいっていますか?
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