働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3517 開催期間 2018年10月19日- 10月29日
たくさんの投票と投稿をありがとうございます。YES・NOがちょうど半々くらいですが、それだけ難しい問題ですし、とても悩みますね。でもこの迷いも大事なことだと思っています。それは、虐待をなくしたい、どうしたら親子にとって最善なのかと皆さんが一生懸命に迷って、悩んでくださっている証拠だと思うからです。 えみえみ1014さんは、「2歳くらいの子どもに母親が強く叱りつけ、子どもの腕をきつく掴み上げている場面に遭遇した際に、…子どもに話しかけることで子どもが泣き止み、母親も笑顔になってホッとした」という経験を教えてくださいました。真打ちさんも「遭遇したら迷わず歩み寄るだろう。「どうされました?何か手伝いましょうか」と言いながら」とのこと。 これはママたちからも聞かれることがあります。「いっぱいいっぱいになったときに、笑顔で話しかけてくれてほっとした」というママも少なくないようです。子どもと自分、この2人の世界で戦って(?)しまっているとき、温かい声をかけられ、周囲の人が応援してくれていると感じることは、心がほぐれることにもつながるのではないでしょうか。 一方「虐待している方はかなり興奮していると思うので、逆切れされそうで、声はかけられないと思います」(ナカサワさん)、「声をかけた後の子どものことを考えると、やはりかけられません」(シンゴパパさん)というコメントも。 声掛けはとても難しいですね。えみえみ1014さんの2歳のお子さんのエピソードのように、声をかけることでいい方向に行ったり、真打ちさんの声掛けのように相手が言葉によって躊躇することで、子どもへの暴力を止められることもあるかもしれません。ただ、ナカサワさんがおっしゃるように逆上する可能性もあります。またシンゴパパさんのおっしゃるように、その場では人目があるので一旦収めても、帰宅後に「あなたのせいで、ママが責められた」などと、さらに子どもに当たってしまうというケースも考えられます。 通りがかりだったり、近所だけど関係性がないときには「地元の児相へ連絡するか、189に連絡するかして、その子の状況をシェアできるように」(シンゴパパ)するのがいいと思います。「子どもの今後の心身の安全の為に、専門家に任せることが大切」(nekosaurus)という意識も大切です。もちろん声掛けや何らかのかかわりがあるご近所の知り合いの場合でも、心配な状況なら地域の子ども家庭支援センターや児童相談所にも情報共有しておきましょう。通告は、密告や親子を裁く手段ではなく、行政からの子育て支援の第一歩につなげるための行為です。 また、その場でできることとして、虐待防止の勉強会でシェアされた方法ですが、直接の声掛けが難しいと感じる場合は、「はっと我に返らせる」というのも一つの方法。その親子の近くで何か物を落とすとか音を出すなど、ちょっとしたアクションを起こし、ほかに気を向けさせることによって、我に返るということもあるかもしれません。 虐待と思われる場面に遭遇したら、声をかけますか?「自分はどうするか?」という視点でぜひご回答ください。体験談はもちろんですが、そんな場面に遭遇したら自分はどうしたいという投稿もお待ちしています。また、虐待を未然に防ぐために、普段から私たちにできることはどんなことでしょうか。そんなご提案などもぜひお待ちしています。 ★高祖議長の過去の円卓会議より・叩かない子育て、日本は実現できますか?・「189」。虐待通報したことありますか?・「ワンオペ育児」。母親の負担を減らす方法、ありますか?
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