働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3523 開催期間 2018年11月30日- 12月07日
多様な視点での投稿、ありがとうございます。 まず、Penguinさん。素晴らしい事例をシェアしてくださりありがとうございます。海外、ということですが、どちらの国・都市からでしょうか。これは、EDUCAUSEかとおもいましたが、Penguinさんの教育現場というのはパブリックスクール、プライベートスクールどちらでしょう。小学校?中学?高校・大学?そしてどのような経緯ではじめられたのでしょう。対象は生徒だけ、でしょうか、生徒及び教員も? 評価への反映方法は? いろいろお伺いしたいので、投稿を引き続きお待ちしています。 教育の現場でのダイバーシティはとても重要です。様々な人がいることや、違った意見で「議論する」ということを身につけることが何より重要です。それは人と人の戦いではなく、多様な意見を合わせていくというプロセスだからです。日本の教育では、議論するということを身につけ、体験する機会が少ないと感じています。ぜひPenguinさんの事例、もっとお伺いしたいです。生徒に向けてだけでなく、教員や職員への教育も。 一方で日本国内からは、「難しい」という声が多く挙がっています。 Futachanさんからは、米国本社との違いや、また「一定のポジション以上の割合」を 「目標を期限をつけて設定」すること、そして「トップの意思とリーダーシップで継続」ということをシェアしていただきました。外資系でも日本支社は全く、という企業に私も何社か出会っています。himikさんの会社の人事部長の話、深刻ですね。そしてその方がセクハラ相談窓口責任者で、将来の役員候補。このようなことも複数の企業であるように感じますが、やはり「場数」ではないでしょうか。 そのような人でも、何度もなんども公の場所でダイバーシティのことを語る必要があったり、ダイバーシティについての質問を受けることが続いたりすると、その人が、どうしても「公」の立場でダイバーシティの重要性を伝えなくてはなりません。この回数を増やすことで、その人自身が「自分で自分を改革する」ことができますよね。また、国際女性ビジネス会議などのような会議で「体感」を増やすことも重要です。「一部見学」ではなく、10時間「参加」することを数年続けることで、大きく変化することでしょう。そういった意味では、めぐっちさんのご指摘の「正解になるまで続ける研修」は、最初の教育としては意義があると私も思います。 16歳!!のたっちゃんたっくんさん、投稿ありがとうございます。ダイバーシティという見えないものの数値化をどうするのか、また、le petit princeさんからは「有給、産休、育休が取りやすい環境づくり」と「ダイバーシティ視点との関係」について、質問がありました。 ダイバーシティとは、いろいろな人を採用し、いろいろな人がいるチームを作ることから始まりますが、この「いろいろな人」というのが必ずしも性別だけではなく、年齢や、職歴や、教育背景なども加わりますし、ナカサワさんの投稿にあるように「多様な人材を集めただけでは機能せず、多様な人が対等に発言力を持てる、その視点を活かして活発に議論できる状態=インクルージョンが必要」なのです。この言葉は、私が長年お伝えしていることと一致しています。 いろいろな人がいても無言では意味がありません。また、他人の意見を攻撃する、ただ自分の意見を投げ入れる、反発の空気で発言する、最後まで自分の意見だけに固執する……などでは役に立ちません。ダイバーシティとは、様々な意見が集まることで、より良い結果を生み出す、ということですから、発言できる環境づくりなどはもちろんですが、実は、参加メンバー一人ひとりの高い志とチームワークがあって、初めて成り立つものなのです。 この「働く人の円卓会議」でI statementで投稿することをルール化しているのは、ダイバーシティ時代に活躍する人を育てるための思考とコミュニケーションの訓練の場でもあるからです。一人一人が、自分の事例をシェアすることが、私が長年お伝えしてきている「視点のダイバーシティ」の始まりです。 では、「難しい」といっていられない「ダイバーシティ&インクルージョンの数値化」。あなたなら、どんな方法を考えますか。また、どんな研修があると良くなっていくと思いますか? あなたの会社にある数値化の事例や、研修の事例など含め、ぜひI statment でシェアしてください。お待ちしています!★日本初!ダイバーシティを数値化する 「ダイバーシティインデックス」公式サイトはこちら★佐々木議長の過去の円卓会議より・あなたの会社、ダイバーシティ進んでいますか?・多様な働き方への改革。変えて欲しい法律ありますか?・手帳の選び方、自信ありますか?・人前で話す技術、高めていますか?
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