働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3527 開催期間 2019年01月18日- 01月25日
投票で見る限り、英国がEUから離脱することに「反対」が83%と、「賛成」を大きく上回っています。しかし投稿を見る限り、賛否は「互角」。EU問題であるブレグジットを「遠い欧州の話」ではなく、自分の問題に引き付けて考える投稿が目立ちます。 「離脱賛成」の論拠はざっくり3つあります。「自国の充実の上に他国支援を」(雅映さん)「自国の利益が大事」(M-changeさん)が主張するように、移民受け入れなど格差の埋め合わせを豊かな国に負わせることへの無理。豊かな国もそれなりに大変なのだから、まずは自国の利益が先だつことが大事、という意見です。もう一つは「アジア統一に置き換えてみると」(ましゅまろさん、makiさん)などの意見。自国の利益や主体性を確保できるのだろうか、という根本的な問題提起です。3つ目は「国民投票で決めた事ではないか」という民主主義の原則論。「投票はものの弾みだったかもしれませんが、一度出てやっていけるかどうか問い直せば」(jerrybさん)という意見もあります。 「離脱反対」は、人々の暮らしや経済活動が国境を飛び越えて解散している現実を指摘する意見です。「自国のみで存続できるのか」(地球交響曲さん)という指摘です。「多様性が争いを減らす」(シンゴパパさん)は、人々を分け隔てている「境」を外すことが争いを減らす、EUの原動力が欧州から戦争をなくすことにあった点を改めて思い起こします。Tohkoさんは「国境をこえて生き抜く力」が必要な時代になったと指摘しています。 議論を見る限り、離脱賛成は「自国の利益」「他国主導への反発」といった現実への不満が強く、離脱反対は「これからの世界は」という大きな潮流や社会の在り方に重点が置かれているようです。 「理想と現実を天秤に掛けると現実が重かった、というのが国民投票の結果」(まさん)は言いました。そうかもしれません。しかし、「現実の問題」をもう少し考えてみませんか。 EU統合は、英国の利益にならないのでしょうか。確かに、移民の受け入れや補助金に支出など、「負担」は沢山あります。しかし、逆に「恩恵」もあるはずです。「投票の前に、よい面と悪い面をちゃんと提示できていなかった」と地球交響曲さんは言います。英国は本当に離脱して大丈夫なのか? 改めて問います。英国のEU離脱、あなたは賛成ですか?英国がEUから離脱して、「いい面」と「悪い面」はなにか。その天秤はどちらに傾くでしょうか。★山田議長の過去の円卓会議より・危険覚悟の記者を政府は救う必要あると思いますか?・沖縄知事選、注目していますか?・米朝会談。期待すること、ありますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.