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会議番号:3536 開催期間 2019年03月22日- 03月29日
桜の季節を迎え心踊る春到来ですね。やる気も高まる時期に開催中の円卓会議のテーマ「自分の話し方の課題を、感じたことがありますか?」に対して、課題を感じるという方が97%と高い数字に加え、皆さんから具体的な課題をご紹介いただきました。どうもありがとうございます。今回の円卓会議で課題克服に向けてしっかり議論を深めていきましょう。 まずは投稿から課題点をピックアップ。 言葉の口癖があるという2kishir0さん。同様に短い時間でも何度も同じフレーズ、言葉を使う口癖がある方は結構多いものです。「あの~」「え~」「~思います」「気がします」「のような感じです」「~になります」「資料のほう~ご覧ください」など、消極的な言い方や必要がないものを加えてしまうケースも気になります。自信をもって「~です」「~します」「行います」と言い切りましょう。口を開いて考えると「あ~」「え~」が多くなるので、考えてから口を開けてください。 りえをさんのように慌ててしまう、早口になるというのも多い課題です。mamieさんのように緊張してしまって落ち着いて話せない、不安や苦手意識があると、呼吸の回数が増えたり浅くなり、せかせか早口になります。句読点の後の間は息の間ですから、深くたっぷり息継ぎをしてください。ゆっくり話したほうが、相手も落ち着いて聴き、内容も理解しやすいのです。呼吸に関しては、chiekoNSさんも挙げてくださっていますが、呼吸が上手くいかないと、聞き手も集中にかけ内容も伝わりにくくなります。 今回の投稿で課題として多かったのは、「ダラダラ話す、まとまりがない」というケースです。きまこさんやカリブさんが指摘されているように、目的や結論がはっきりしない。説明が長すぎて何を言いたいのかわからなくなってしまいます。まずは結論や目的を早めに伝える、何故なのかその理由や説明を、修飾語を多くせず、大事な要点を簡潔に言えるように組み立ててください。何が重要か優先順位をつけ整理することも有効です。 日本語は息の流れで話す言葉です。一息(ひといき)、一回息を吸いその息で、一節を言い切る。「私は、○○と考え~しました。」文末では、しっかり息を吸って整える、このくらいの時間で一文をまとめて話すようにすると、短くまとめる感覚が身についてきますよ。 NOの投稿のayaPaさんは、多くの方の中からプレゼンで良い評価を受けた要因を振り返ると、十分準備をしたことでチーム内で信頼や安心感が生まれたこと。癖を知ることで改善への対応ができたという努力が実を結んだのですね。何がうまく上手いってないか、どんなことを改善すべきかを客観的に観ることが必要です。そして気づいて変える方法を見つけ行動に移すことが重要です。 次の課題解決へのアプローチとして、声について考えてみましょう。雅映さんも指摘されていますが、話し方の基本は、声で伝えることです。声によって伝わり方が変わります。ご自身の声あるいは相手の話し方を受ける側になると、声はどのように意識なさいますか。声によって内容の理解に何か違いを感じたことがありましたら、ぜひ教えてください。 皆さんの投稿をお待ちしています。★菅家議長の過去の円卓会議より・声や話し方、訓練したことありますか?・あなたの声、信頼される声ですか?・自分が話している時の顔を、見たことがありますか?
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