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会議番号:3537 開催期間 2019年03月29日- 04月05日
投票ありがとうございます。今のところ「沖縄の民意を活かす方法はある」と考える人が、「方法はない」と考える人の倍以上いるようです。気になるのは、投票数があまり伸びていないことです。「活かす方法はあるはず」と思いながらも、民意が活かされていない現実を前に、回答をためらう人が多いのでしょうか。 ご意見はYesの投票に多数寄せられました。地球交響曲さんは「移転先の選び方をもっと工夫する」ことが大事と指摘しています。無人島や過疎地など影響が少ないところを探す努力が「沖縄の民意」に沿えるのでは、という意見です。 kemkemさんは「沖縄の民意は『辺野古基地建設に反対』ではなく『辺野古基地建設』や『沖縄の米軍基地』が本当に日本に必要なのか、本土の人間も考えてほしい、ということではないでしょうか」と問い返しています。 基地が沖縄に集中している現実そのものが問題であって、無人島や過疎地を探して沖縄の別のところに基地をつくるのでは解決にならない、という立場です。 きくぞうさんは、米軍でなく自衛隊なら民意に沿える、という考えです。 「自衛ロボットを配備したり、沿岸のセキュリティを高めるための高度なシステムを導入するなどが考えられる」と国防の在り方を考え直すことを主張しています。 ただ、米軍基地は日本の防衛というより米軍がアジア・中東を睨んで展開することが主要な任務です。国土防衛を使命とする自衛隊とは性格の違うだけに、米軍基地の機能を自衛隊が全て代わることはできない。そこが沖縄の難しいところです。 kemkemさんが指摘した「(沖縄の現実を)本土の人も考えてほしい」というのが沖縄の民意であるとすれば、私たちはどう応えればいいのでしょうか。yukodeluxさんは「沖縄の人たちと一緒に『自分事』として捉え考えること」から始めようと提案しています。「自分事」への第一歩は「沖縄の歴史や背景からしっかりと理解することから」という言葉になるほどと思いました。 安倍首相がよく口にする「沖縄の人に寄り添う」ということは、本来こうしたyukodeluxさんのような態度ではないでしょうか。 真打ちさんは、東京五輪で訪れる外国人に沖縄で進む埋め立てによる環境破壊や、(基地問題で苦しむ)沖縄の現状を知ってもらうことを提案しています。理解の次に生まれるのは「働きかけ」です。 「自分事とする」は、まず自分が関心を高め、得た知識を他人に伝える。行動することで更に自分の意識が高まる、という循環です。 まず「理解」から。歴史と現状の認識です。あなたは、沖縄を「理解する」手掛かりとして、どんな方法が有効だと思いますか。他人に教えたくなるような工夫や、体験を紹介してください。「沖縄の民意。活かす方法はあると思いますか?」に対するYes,Noの投票も、宜しくお願いします。 *イー・ウーマン編集担当より投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、議長の問いかけに対し「私」を主語として、自分の考えを投票・投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★山田議長の過去の円卓会議より・沖縄知事選、注目していますか?(2018年)・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?(2015年)・沖縄問題。あなたの考え、まとまっていますか?(2012年)
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