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会議番号:3550 開催期間 2019年06月21日- 06月28日
圧倒的多数が、香港の動きを「注視している」に投票されました。「なぜ、彼らは動くことが出来るのか。それも、人口の1割とか2割の人がデモに向かうことが出来るのか?とても不思議で、とても魅力的」とシンゴパパさんはいいました。政治には無関心、競争社会を懸命に生きている香港の人たちがこれほどの行動を起こした。どこで「政治スイッチ」がはいったのでしょうか。 「私が香港の若者だったとしても、同じようにデモに参加していた。言論の自由も保証されない国の影響力が強まることを黙って見てはいられない」とmicro-macroさんはいいます。「香港の人々のやりきれなさ、それでも未来を作るんだという気持ちがつき動かしているような気がしてなりません」とjerrybさん。「やりきれなさ」の正体を、いまいくんは「2047年に完全に中国の一部にされてしまうことへの嫌悪と恐怖ではないでしょうか」といい、きまこさんは「一国二制度崩壊による自由や権利のはく奪への序章」という「手の届く未来というリアリティ」への危機感が、反政府デモの根底にある、と指摘します。 香港の抗議行動への理解と連帯を感じる投稿が目立ちました。 ふと思うのです。中国本土の人たちは香港の動きをどう見ているのだろうか。 報道の自由がない中国では、メディアは香港の抗議活動はTVや新聞に載っていないでしょう。多くの人は200万人デモなど知る由もありません。 しかしインターネットが発達し、人の往来も盛んな今、情報は伝わってくるでしょう。中国本土のようになるのは嫌だ、と香港で大騒動になっているのに、本土の人は他人事と考えているのでしょうか。 沖縄の辺野古で基地建設を巡って地元の人たちは怒っています。知事選や県民投票で「民意」を示していますが、本土政府は無視し、埋め立て工事を強行しています。本土の人は、さほどの関心を示していません。 香港や、沖縄では「政治スイッチ」がONになっていますが、中国や日本の「本土」ではOFFです。 人は自分の身に差し迫った危機が起きなければ、政治行動を起こせない、ということでしょうか。さし迫った危機が起これば政治行動が始まる、ということなのでしょうか? 地球交響曲さんは「日本国内でもご都合主義な法改正や公共事業が目につくので、他人事とは思えず注目しています」と書きました。 危機感から政治行動に出る人と、遠くから見ている人。「他人事ではない」という人は少なくありませんが、架け橋はあるのでしょうか。 「政治スイッチ」はどこで入るのでしょうか。「香港の抗議活動、注視していますか?」への投票と併せ、あなたの意見を投稿してください。★山田議長の過去の円卓会議より・「消費税増税10月から」。支持しますか?・沖縄の民意。活かす方法はあると思いますか?・英国のEU離脱、あなたは賛成ですか?
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