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会議番号:3559 開催期間 2019年08月30日- 09月06日
たくさんのコメント、ありがとうございます。投票では、「カジノには行かない」という回答が8割程度とかなり多いのですね。自分は行かないがカジノに反対ではない、という意見もありますから、カジノへの反対論が多いとは言えませんが、横浜にかぎらず、IRを推進しようとする自治体は、市民の理解を得るのに苦労しそうですね。 だから、市民の理解を得るには、IR=カジノ=悪、というイメージを変える必要があるという意見がありました。むつねぇさんは、ボートレースや競馬など既存のギャンブル系も運営側の努力でイメージは変わりつつあるとして、「時間をかけて、また実態を持って証明していけば良い」という意見です。たしかに、東京シティ競馬(大井競馬場)は、平日のナイター競馬で、新しい客層を開拓、夜のデートスポットとしても人気をつかんでいます。ひさぼんさんは、海外旅行でカジノを訪れた体験から、「日本ならではのエンターテインメントとして新しいカジノを作ってもらえたら」と言います。リースリングさんも、ラスベガスの体験からでしょうか、おしゃれをしてエンターテインメントに出かけ、食事も楽しみ、その間にちょっとカジノで過ごすというのが「一般女性の過ごし方」だと感じられたようです。 DiamondBarさんは、自分はギャンブルには興味がないとしながらも、マカオやマレーシアでの研修旅行の経験から、カジノゾーンに行かなければ「割安で快適なホテル」という感想を抱いたようで、IRに「負のイメージは感じなかった」と言います。私も家族旅行で、ラスベガスに行きましたが、ホテル代が相対的に安いのは満足で、「ギャンブルをしないと申し訳ない」という気持ちになりました(気持ちだけですが)。余談ですが、マカオには取材で行きました。北朝鮮がドルのニセ札をつくり、マカオでマネーロンダリングをしている、という情報を裏付けするためで、取材先から「これ以上、話したら、命が危ない」なんて、言われビビりました。 ギャンブルというと、依存症がつきもので、パチンコや競馬などで、人生を狂わせたひとはたくさんいます。大阪府在住のやっちゃんさんは、ギャンブル好きの会社員などで、多重債務者が増えることを心配し、「必要ありません」との意見です。Tosukuさんは、「私や家族はカジノに夢中にならないので、日本にカジノができても平気」という意見。「自己責任」の考え方で、意見がわかれるところでしょう。ナカサワさんは「大金が動いているカジノの建物の外ではストリートチルドレンが寝ている光景に違和感を感じた」と、海外旅行での体験を述べています。私がマカオで印象に残ったのは、カジノのそばに質屋の多いことと、質草がほとんどローレックスの時計だったことです。最後に残った時計を売って、もう一勝負なのでしょうか。 横浜のイメージダウンを懸念するのはZonnetjeさんで、「元横浜市民としては、他にもいいところがたくさんある横浜」にIRというのは残念だと言います。Jerrybさんも「横浜だったらほかにもっと行きたいところがたくさんある」との意見。いーちゃんさんも、IRが「文化まで高めることができるものかも疑問」と述べています。私が横浜で思い浮かべるのは、古い洋館が並ぶしっとりとした街といったイメージです。その意味では、IRは、横浜のイメージにはそぐわないかもしれませんが、「背に腹はかえられぬ」で、腹に食べ物がなければ、背筋を伸ばすこともできない、という問題があります。 自分は行かないが反対ではないというchiekoNSさんは、IRによって、「働く場所が増えたり人が集まったり、海外の人がお金を落としてくれるという経済効果を期待」と言います。Walk714さんは「カジノで誘致したいのは国外からの利用者」という意見です。最近の日本経済は、衰退傾向を示す数字が多いですが、インバウンドだけは右肩上がりの成長をしています。カジノへの期待の多くも、海外からの旅行者がふえることで、オリンピック・パラリンピック後の切り札として政府もIRを考えているようです。そこで、IRはインバウンドに期待できるのかどうかを、考えてみたいと思います。 「横浜IR。カジノに行きますか?」へのYES、NOとあわせて、インバウンドについてどう考えるか、皆さまからのご意見を期待します。★高成田議長の過去の円卓会議より・日米同盟、安泰ですか?・子どもの時の被災体験、ありますか?・北方領土問題、解決策ありますか?
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