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会議番号:3591 開催期間 2020年04月17日- 05月01日
皆さん、不安な毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。世界で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、日本でも4月7日に緊急事態宣言が首都圏や大阪、兵庫、福岡の7都府県に出されました。16日にはこの対象が全国に拡大され、人との接触の8割削減が求められています。リモートワークで対応している方も、多くなっていることと思います。 こうした中、7日には「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」も閣議決定され、4月13日週から、時限的、特例的な取り扱いとして初診からのオンライン診療の解禁、オンライン服薬指導の大幅な規制緩和が始まりました。オンライン診療、オンライン服薬指導とは、電話や情報通信機器(スマホ、パソコン)などを利用して患者が医師の診察、薬剤師の服薬指導を受けられることです。たとえば、患者は、パソコン画面を通じて顔を見ながら通話して医師の診療を受け、処方箋を発行してもらったり、前回診察時の検査結果を教えてもらったりすることができます。また、薬局に行かなくても、ビデオ通話で薬剤師から服薬指導を受け、医薬品を送ってもらうこともできます。 2月、3月に新型コロナウイルス感染拡大に伴い、かかりつけの医者を持つ慢性疾患を抱える定期受診患者は、オンライン診療が認められるようになり、また、新型コロナ陽性者で軽症・無症状の自宅待機の患者もオンライン診療が受けられるようになりました。これに加えて、4月13日からは、かかりつけ医がいなくても、初診からオンライン診療を受けられる道が時限的ではありますが、開かれたのです。 その背景には、もちろんコロナウイルスの爆発的な感染があります。現在、各地の医療機関は、コロナ感染者の受診などをきっかけにした院内感染が多数報告されています。医師の先生方にとっても、安全性を確保し、継続的な診療をするために、非対面での診療が可能になれば、大きな安心材料になると思われます。 一方、患者の中にも病院の待合室でウイルスに感染するのではないか、という不安が大きく、受診をためらっている方が多いと思います。まずは一人ひとりが人との接触を最大限減らし、感染リスクを減らすという、現在の日本が立ち向かうべき最大の目標のために、この決定は大きな意味を持つと思います。まだオンライン診療に対応できる医療機関は非常に少ないとの報道もありますが、今後増えていくことを期待したいと思います。 それでは皆さんにうかがいます。オンライン診療、使いますか? YES、またはNOでお答えいただき、このような利点を感じる、こうした点は不安、といった、理由についてもご意見をお聞かせください。
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