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会議番号:3594 開催期間 2020年05月15日- 05月22日
この度、初めて円卓会議の議長を務めることになりました、市川文恵です。2017年からアメリカの公立学校の教育委員会事務局に勤務しております。これから一週間、よろしくお願いします。 新型コロナウィルスの感染拡大から、日本全国の学校が休校になってから早2か月が経ちました。アメリカでも、3月中旬から次々と登校が中止となりました。アメリカでは6月までに学年が終わりますが、現在の期間は休校ではなく、今年度の残りの授業日をオンラインで学習を進めるEラーニングや、ワークブックとオンライン授業を併用した家庭学習に移行したところなどが大半を占めています。小中学校のオンライン授業と言うと聞きなれない話かもしれませんが、遠隔で学ぶ機会は日本で以前からありました。私が大学受験の勉強をしていたころ、録画された授業を見て学ぶ方式の予備校がありましたし、大人がスキルアップのためにオンラインで研修を受講する、あるいは放送大学も長く存在してきました。 今、コロナウィルス危機の収束がなかなか見えない中、多くの児童生徒が安全に学ぶ機会を確保できない状況が続いています。そこで、今週はオンライン授業の可能性について、みなさんと考えてみたいと思います。 オンライン授業を広めるには、いくつか課題もあります。まず、コンピュータやインターネットを家庭で確保できない場合があります。また、家庭でのサポート、低学年の児童のためには何をどのように準備するか、教員にはどのような研修が必要か、等も検討したい課題だと思います。 ハードルはありますが、オンライン授業の活用で、学ぶ機会の空白を埋め、さらには従来の学校教育の枠を超え、新たな可能性を見出すチャンスがあるかもしれません。 みなさんはオンライン授業に期待していますか? どのような点に興味があったり、不安に感じますか。ご自身でオンラインの受講歴や講師歴がある方は、その経験もぜひ合わせてお聞かせください。*イー・ウーマン編集担当より皆様へ投稿のルール「I statement」を守り、自分の考えや体験を投稿してください。「I Statement」では、例えば「誰々はどうすべきだ」ではなく、「私」を主語とし、「私は誰々にどうしてほしい(~~を望む)」と述べることがルールです。掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。
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