イー・ウーマン（ewoman）

コロナうつかも…（りえを・岡山県・41）

もともとうつ病がある私は、職場でコロナ関連の仕事が増えたことから体調を崩して、毎週精神科に通院することになりました。精神的な疲れもありますが、肉体的な疲れもあって大変でした。

運動不足？（ま・東京都・55）

在宅勤務で動かないせいか、腰痛を感じるようになりました。以前からある肩や首の凝りもひどくなってきました。運動不足なのは分かっていますが、暑すぎて動く気になれない…。

医療従事者です（chiekoNS・大阪府・55）

コロナ渦で病院に勤める中、普段よりスタッフとの合意形成を行う時間を大切にしています。それにより「お互い頑張ろう」と言い続けてここまできました。時間外で、打ち合わせや会議に出ることが減った分、家と職場の往復のみ。今までしたことのなかった「家飲み」をするようになり、夜中に何度も目が覚めるようになるなどの変化がありました。オンラインヨガを行うなど、自分を見つめる時間を作っています。

隠れた不調が心配（のか・兵庫県・57）

ご多分に漏れず、マスクによる肌の不調があります。暑さがおさまれば改善すると思うのですが…。また、毎日1万歩以上歩くことをめざし、体重コントロールに努めてきました。しかし長期化により「気づかない不調」が出ているのでは？と、この頃心配になり始めています。一見元気ですが、制約のある毎日で、心に押し込めた思いや我慢が心にたまっているように感じるからです。

家にいるストレス（みろろん・海外・その他・48）

自宅勤務になってから、家事とのバランス、子どもも家にずっといる状態が私にはきつく、ジムにも行けないので心身ともに不調が続き、実家に行くことに。帰国は悪いとわかっていたものの、環境を変えないと無理なくらい追い詰められました。現在は休暇なので、美味しいものを食べてゆっくりしています。

コロナ疲れは顕著に出てます（やっちゃん２４・大阪府・51）

体調の変化は、次の2点です。1点目は通勤に伴うコロナ感染が怖く、外出時及び帰宅後の感染予防対応に疲れ、不安感とイライラが増しています。ストレスと運動不足の解消を兼ねて徒歩で通勤しようと考えますが、今度は暑さに負けて公共交通機関で通勤し、負のスパイラルに陥っています。2点目は体重増加です。こちらも通っていたピラティスに通えなくなり、ウォーキングもままならず、体重が増加しています。せめて家の中でストレッチする習慣と気力を保ちたいです。

体を動かす機会が減りました。（いーちゃん・青森県・59）

3キロ太りました。人生最大のふくよかさを呈しています。テレワークが長くなり、仕事で動いていたものが全く動かなくなったり、つまみ食いをしてしまったりするからだと思います。これではいけないと思い、トランポリンを購入。毎日5-10分トランポリンで飛んだり走ったり、ストレッチ15分をしたり、見かけはあまり変わっていません。来週から平常勤務に戻りますので、自然に痩せていくことを期待しています。

身体を動かすことで（le petit prince・千葉県・28）

私は、4月から在宅に決まってから、身体を動かす事が少なくなった為、気持ちがだるく頭が重たい状態が続いていました。なんとかしようと思い、6月から早寝早起き、ジョギングを始めたところ、身体のだるさがなくなり頭もスッキリし、在宅が始まる前よりもプラス思考になってきました。当面、コロナの状態が続き不安が募りますが、少しでも前を向いていきたいです。

自分にとって必要なことはする（ともとも16・群馬県・49）

先の見えない不安が常にある中で、毎日勤務している状況です。その中で自分を保っていられるのは、安全に行っているスポーツジム通いとその後の温泉です。やはり運動を毎日して汗をかき、温泉に入ることで自分の元気を維持しています。自分にとって何が必要かは人それぞれ違いますが、必要なことは無理に制限をせず行うことが、メンタルにとってベストです。今後もこの状況は継続されます。その中で体もメンタルも元気に保つことが大切になると思います。

コロナ前より元気かも？（あきんぼ・東京都・53）

5カ月間、完全在宅勤務で、会社関係の付き合いはほぼなくなりましたが、元々地方出身者ばかりの環境で都心育ちは肩身の狭い思いをしていたので、近所のジム友を中心とした交友関係になった今の方が居心地が良いです。コロナ前からの習慣ですが、10km先のジムに自転車で通うのでジム友にも驚かれるほど引き締まったままです。ジム友やジムスタッフとの会話もストレス解消になります。ジムの感染対策が厳しく窮屈に感じる面もありますが、安心して健康維持に励んでいます。

良い変化も（真打ち・栃木県・50）

特に変化はないが、コロナ感染者数の増減に関する報道を、繰り返し聞いている内に異様な事態にも慣れつつある実感が。どうにか暮らしているが、自覚症状のないままに、ストレスが増幅しているのでは…と、思う時もある。感染対策を取りながら、近所の美術館へ行く時があるが、居場所や景色が変化するだけでも気持ちが明るくなる事に気付いた。又、この小さな変化は、コロナ禍でなければ見過ごしていただろう。

投票・投稿ありがとうございます。
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「一見元気だが、制約のある毎日で、心に押し込めた思いや我慢が心にたまっている（のかさん）」、「自覚症状のないままに、ストレスが増幅しているのでは（真打ちさん）」といった投稿もいただき、周囲にはわからないが体調の変化を抱えている方や、明確な自覚症状がなくてもストレスを抱えている方もおり、現在、体調変化がなくても、何らかのストレスを抱えての生活になっているご様子が推察されます。
 
体調の変化としては、在宅勤務による運動不足で、腰痛（まさん）、体重増加（やっちゃんさん、いーちゃんさん）、気持ちがだるく重たい状態（le petit princeさん）、ジムに行けず心身ともに不調（みろろんさん）など、運動不足を原因とする体調の変化が多く寄せられました。
 
「精神的な疲れや肉体的な疲れ（りえをさん）」、「夜中に何度も目が覚める（chiekoNSさん）」、「不安感とイライラ（やっちゃん24さん）」など、メンタル的症状を感じられる方もいるようです。
 
コロナ疲れで、身体の中ではどのような変化が起きているのでしょうか。
コロナ禍以外でも、多忙な仕事やプライベートで長期的なストレスにさらされたときにも、時間的に運動不足にもなり、様々な心身の不調も現れてきます。そうしたとき、私は、患者さんに、脳内の神経伝達物質の一つで、精神を安定させる働きをもつセロトニンの話をよくします。セロトニンが不足すると、気分が落ち込んだり、不安感、イライラなどのメンタル症状が出現しやすくなります。さらには、自律神経失調症状として様々な身体症状もでてきます。そのセロトニン不足は、慢性的なストレス、運動不足、睡眠不足などによって起こりやすいので、まさにコロナ疲れはセロトニン不足を招きやすい状況になっているのではないかと思われます。
 
le petit princeさんが早寝早起き・ジョキングを始めたら身体のだるさがなくなりプラス思考になったこと、NOの皆さんから寄せられた、スポーツジム通いにより、体もメンタルも元気に保っている（ともともさん）ことや、ストレス解消（あきんぼさん）ができていること、というのは、まさにセロトニンを増やすための行動による成果であるとも捉えられます。早寝早起きをして、太陽の光を浴びて、有酸素運動を行うこと、また、ヨガを行うなど自分を見つめる時間を作ること（chiekoNSさん）など瞑想もよいとされています。また、これらの行動に加え、セロトニンを増やすため、セロトニンの材料となる必須アミノ酸であるトリプトファンを多く含む、大豆製品、鶏胸肉、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、卵やバナナ、アーモンドなども摂取することも大切です。様々な制限のある中での生活ですが、セロトニンを意識した生活スタイルも体調変化を防ぐ一つの方法となるかもしれません。
 
在宅勤務であっても時間を決めて社員みんなでパソコンの前でラジオ体操をしたり、何らかの不調を感じれば早めに産業医に相談することを促したりと、企業でもコロナによる体調変化を防ぐ取り組みも行われつつあるようです。
 
皆さん個人で行っているコロナ疲れに対する対策に加え、職場、家族、趣味の仲間などで取り組んでいることがあれば、教えてください。


★鈴木美香議長の過去の円卓会議より
・気象の変化。体調に影響ありますか？
・相談できる婦人科医、いますか？
・更年期について、学んでいますか？

• 2020.08.24
• 鈴木美香 医学博士　産婦人科医